特許
J-GLOBAL ID:200903027701074956

エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-055588
公開番号(公開出願番号):特開平7-257311
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 小型に構成できると共に管理の安全性や発生ガスの安全性に優れたエアバッグ装置を提供する。【構成】 衝突センサ(400)が衝突を検知すると、スイッチ駆動装置(17)がインフレータ(100)のスイッチ(16)をオンにし、電熱化学反応金属体(4)に通電して高温とし、水(5)と電熱化学反応を起こさせる。この電熱化学反応で生じる熱エネルギーで、電熱化学反応金属粉(7)と水(8)がさらに電熱化学反応を起こし、さらに熱エネルギーを発生する。この熱エネルギーにより水(10)が加熱され、多量の水蒸気が発生する。この水蒸気により、エアバッグが瞬時に膨張する。【効果】 インフレータが小型でもエアバッグを膨張させるのに十分なガスを発生するので、構成を小型化することが出来る。暴爆性や変質性がない電熱化学反応型のインフレータを用いるから、製造や管理の安全性が高く、発生するガスも無毒で安全性が高い。
請求項(抜粋):
衝突を検知するための衝突センサと、衝突の衝撃を緩衝するためのエアバッグと、そのエアバッグを膨張させるガスを発生するインフレータとを備えてなるエアバッグ装置において、前記インフレータは、前記衝突センサが衝突を検知した時に電熱化学反応金属体に通電して電熱化学反応を起こさせる電熱化学反応手段と、電熱化学反応の熱により水蒸気を発生させる水蒸気発生手段とを具備することを特徴とするエアバッグ装置。

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