特許
J-GLOBAL ID:200903027702015171

デジタルマンモグラムでの自動区画化及び皮膚ライン検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-518391
公開番号(公開出願番号):特表平8-507249
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】デジタルマンモグラムはこれらの領域間の境界を形成する皮膚ラインの検出により、乳房の外側の領域に対応する背景と、乳房内の領域に対応する前景とに自動的に区画化される。2進配列は前景と背景との間の初期の荒い区画を表すよう形成される。2進値は皮膚ラインへの勾配法線を近似する空間導関数の符号に依存して割り当てられる。胸壁への法線に関して実質的に角をなす固定された方向での空間導関数は乳房の内側、側方、下方輪郭区域内の皮膚方向への法線を近似する一方で胸壁に垂直な空間導関数は乳房の前方、上方輪郭区域内の皮膚ラインに対する勾配法線を近似する。初期の荒い区画化に続いて背景又は前景に付加された予想されたラベルの検出及び除去と、2進領域間の得られた境界輪郭の追跡と、追跡された輪郭に沿った主要な点の検出と、検出された主要な点間の平滑化とがなされる。アウトライン化された検出された皮膚ラインを有する処理されたマンモグラムは形成され、表示される。
請求項(抜粋):
所定の視線方向のX線放射で検査されるべき対象の乳房を照射し; 二次元フィールド内の該視線方向から乳房及びその外側周辺を出るX線放射を受け; デジタル画素の入力二次元配列に対応するデジタル信号を受けたX線放射の関数として形成し; 該信号に応答してコンピュータにアクセス可能なデジタルメモリー手段にデジタル画素の該入力二次元配列を記憶し; 該コンピュータで1以上の該入力配列の特徴がマークされ又は増強されるデジタル画素の出力二次元配列を形成するようデジタル画素の記憶された二次元配列を処理し、乳房とその外側周辺との間の境界を形成する皮膚ラインに対応する該入力配列の画素を検出し、検出された皮膚ラインに対応する出力配列内の画素の値を検出された皮膚ラインをマークする値に設定し; 表示手段上に画像としてデジタル画素の出力配列を表示する各段階からなるコンピュータ強調マンモグラムを形成する方法であって、該皮膚ラインの検出は少なくとも皮膚ラインの近傍での画素で所定の導関数の方向の空間導関数の関数として乳房とその外部周辺との間の荒い区画化を実施する段階を含み、該所定の導関数方向は対象の胸壁への法線に関して実質的角度をなす少なくとも1つの方向を含むことを特徴とするコンピュータ強調マンモグラムを形成する方法。
IPC (3件):
A61B 6/00 ,  A61B 6/04 309 ,  G06T 1/00

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