特許
J-GLOBAL ID:200903027704226412

ワークの固定方法及びワークバイスの固定治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230349
公開番号(公開出願番号):特開平11-048066
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 3本以上のワークバイスでワークを挟持したとき、ワークバイスの相対位置精度の誤差により、ワークに変形が生ずるのを防止する方法及びその方法を実施するときに用いるバイス固定用の治具を得る。【解決手段】 3本以上のワークバイスのうち中間配置のもの51b、cは、基台の固定鍔をテーブルにボルト止めした固定治具1の押え鍔4で押えることにより、ある大きさ以上の外力が加わったときに移動し得るように固定する。ワーク55を締結すると、バイスが移動した後、バイスの基台52が上凸方向に屈曲し、中間配置のバイス51b、cがテーブルに強固に固定される。固定治具1は、押え鍔4側から切り込まれたスリット6と、このスリットを拡開する方向のネジ孔9とを備えている。ねじ孔9に挿通したねじ11を回動してスリット6を拡開する方向の力を加えることにより、ワークバイスを押える力を調整する。
請求項(抜粋):
工作機械のテーブルないしパレットに3本以上のワークバイス(51)でワーク(55)を固定する方法において、3本以上配置したワークバイスのうちの両端のもの(51a,d) をテーブルないしパレット上にしっかりと固定し、中間配置のワークバイス(51b,c) は、基台に固定鍔(54)を備えたものを用い、その固定鍔をワークバイス(51)の長手両端より内側の位置でかつ適宜の間隔を隔てて固定治具(1) で押えることにより、ある大きさ以上の外力が加わったときにワークバイスが長手方向に移動し得るように、締結力を加減してテーブルないしパレットに固定し、両端のワークバイス(51a,d) でワーク(55)を挟持した後、中間配置のワークバイス(51b,c) でワーク(55)を挟持することを特徴とするワークの固定方法。
IPC (3件):
B23Q 3/02 ,  B23Q 3/06 304 ,  B25B 1/10
FI (3件):
B23Q 3/02 A ,  B23Q 3/06 304 D ,  B25B 1/10 A

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