特許
J-GLOBAL ID:200903027704375370
スペルミジン/スペルミンN1-アセチルトランスフェラーゼの、予後インジケータ及び/又は腫瘍応答マーカーとしての使用方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
新実 健郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-124961
公開番号(公開出願番号):特開平6-062896
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】スペルミジン/スペルミンN1-アセチルトランスフェラーゼ(SSAT)の生体内での誘導に関連する決定因子の測定方法の提供。【構成】上記方法には、SSAT酵素活性、SSAT酵素プロテイン及びSSAT m-RNA転写体を含む、1又はそれ以上のSSAT特異的な決定因子の測定が含まれる。もしくは、このSSAT誘導に関連する他の決定因子を測定しても良い。このような決定因子には、SSAT補因子アセチル補酵素A、及びSSAT生成物N1-アセチルスペルミジン及びN1-アセチルスペルミンが含まれる。【効果】これらの決定因子の測定は、ビス-エチルスペルミン同族体のようなSSAT活性を誘導するポリアミン同族体を含む抗癌剤の臨床効果性を評価するための、予後のインジシア(indicia)及び腫瘍応答マーカーとして有用である。
請求項(抜粋):
スペルミジン/スペルミンN1 -アセチルトランスフェラーゼを誘導するポリアミン同族体を含む抗癌剤を用いて、化学療法に対する哺乳動物の腫瘍タイプの応答性を予測するための方法であって、前記方法が、(a)生検を行い、腫瘍細胞を得る工程、(b)前記腫瘍細胞又は腫瘍組織を培養中に導入する工程、(c)培養中の前記腫瘍細胞に対して治療的に有効な量の前記ポリアミン同族体を投与する工程、及び(d)前記ポリアミン同族体に曝された前記腫瘍細胞中のスペルミジン/スペルミンN1 -アセチルトランスフェラーゼの誘導のレベルを検出する工程を含むことを特徴とする、化学療法に対する哺乳動物の腫瘍タイプの応答性を予測するための方法。
IPC (2件):
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