特許
J-GLOBAL ID:200903027707852888

磁気ディスク基板の成形金型及びその成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093941
公開番号(公開出願番号):特開平8-287461
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 金型の凸部の転写性を高めて、両面に精密な溝又はピットが形成されている磁気ディスク基板を得る。【構成】複数の環状凸部が形成されている2枚のスタンパ16,26と、各スタンパの裏面を支えるコア12,22と、各コアにスタンパをそれぞれ取り付けるスタンパホルダー30,40とを備えている。固定側スタンパホルダー30及び可動側スタンパホルダー40には、基板の外周面を形成する外周成形面33,43が形成され、固定側スタンパホルダー30には、可動側スタンパホルダー40の外周成形面43が摺接する摺接面34が形成されている。キャビティ2内に溶融樹脂を充填すると、可動側コア22を固定側コア12の方向に移動させることで、可動側コアに取り付けられているスタンパ26及びスタンパホルダー40を固定側コアの方向に移動させて、キャビティ2内の溶融樹脂を圧縮する。
請求項(抜粋):
円板状を成し、その両面に複数の溝又はピットが形成されている磁気ディスク基板を射出成形で成形するための磁気ディスク基板の成形金型において、円板状を成し、その表面に前記磁気ディスク基板の前記溝又はピットの形状に対応した凸部が形成され、該磁気ディスク基板の一方の面を形成する円板状の固定側スタンパと、円板状を成し、その表面に前記磁気ディスク基板の前記溝又はピットの形状に対応した凸部が形成され、該表面が前記固定側スタンパの前記表面と平行に向い合うよう配され、該磁気ディスク基板の他方の面を形成する円板状の可動側スタンパと、円板状の前記固定側スタンパの外周部に接する環状の固定側外周リングと、円板状の前記可動側スタンパの外周部に接する環状の可動側外周リングと、前記固定側スタンパと前記可動側スタンパと前記固定側外周リングと前記可動側外周リングとの間に形成されるキャビティに、射出成形機ノズルからの溶融樹脂を導くためのスプルが形成され、前記固定側スタンパをその裏面から支える固定側支持部材と、前記固定側支持部材に近づく方向に移動可能で、前記可動側スタンパをその裏面から支える可動側支持部材と、を備え、前記固定側外周リングと前記可動側外周リングとうち、少なくとも一方のリングには、前記磁気ディスク基板の外周面を形成する外周成形面が形成され、前記可動側支持部材の移動に伴う前記可動側スタンパの移動で、該可動側スタンパに接している前記可動側リングも前記固定側リングに接しつつ移動可能に、該固定側外周リングと該可動側外周リングとうち、他方のリングには、前記一方のリングの前記外周成形面に摺接する摺接面が形成されていることを特徴とする磁気ディスク基板の成形金型。
IPC (2件):
G11B 5/84 ,  B29C 45/26
FI (2件):
G11B 5/84 Z ,  B29C 45/26
引用特許:
審査官引用 (4件)
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