特許
J-GLOBAL ID:200903027709199340

多孔性濾過材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 績
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-145637
公開番号(公開出願番号):特開平7-330460
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 主として上水用原水中の有害重金属イオン、浮遊物、懸濁物、微生物等を連続的に長時間除去処理することを可能ならしめるためには一定時間間隔で逆洗操作を繰り返し導入するする必要があるが、そのために使用する濾過材としては表面積が大きい多孔性の微細粒径を有する粒子であって表面硬度がかなり高く、機械的強度もかなり大きく磨耗に耐え、かつ濾過、逆洗時において通水抵抗が小であり、比重も小さいことが要望されており、かかる濾過材を提供することを目的とする。【構成】 粒径分布の狭い平均粒径約200ミクロンの酸性白土、アルミナ、木節粘土、カオリン及び硬質ゼオライトをシリカとアルミナとの比が一定範囲に収まるように混合し、スラリーとし、乾燥後第一次焼成を行ない、この焼結体を冷却、粉砕、分級選別し、過マンガン酸カリウム溶液に浸漬、乾燥後第二次焼成を繰り返し行うことにより、とくに重金属イオンの除去に効力のある組成、構造の比重0.85〜0.90からなる微粒子群を構成する。
請求項(抜粋):
平均粒径約200ミクロンの酸性白土、アルミナ、木節粘土、カオリン及び硬質ゼオライトとからなる混合微粒子体をスラリー状として成型、乾燥した後、原料配合比に対応して溶融ガラス状とならないような温度において焼結し、冷却、粉砕後、分級選別して吸着量が一定になるまで過マンガン酸カリウム溶液に浸漬し、乾燥後原料組成比に対応する温度において焼成し、見かけ比重を0.85〜0.90ならしめることを特徴とする多孔性濾過材。
IPC (4件):
C04B 38/00 303 ,  B01D 39/06 ZAB ,  B01J 20/16 ZAB ,  C02F 1/28 ZAB
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-236511
  • 特開昭56-166820
  • 特開昭52-099647
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