特許
J-GLOBAL ID:200903027709363167

2重異方性微細組織を有する非接触式磁気弾性トルクトランスジューサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-500523
公開番号(公開出願番号):特表平8-510836
出願日: 1994年02月14日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】軸(1)のねじり応力を電気的に測定する磁気弾性トルクトランスジューサである。軸(1)には、異方性を有する少なくとも1つの帯域(6,7)が設けられている。この異方性の効果は、軸に沿った本来の方向から外れる方向へ磁束密度を偏向させることである。軸(1)は、少なくとも2相を有する幾何的に異方性の顕微鏡組織を有する材料製である。これらの相の1つは、磁気弾性特性を有する比較的軟磁性の複数の筋から成り、かつまた少なくとも1つの相は、他方の相よりかなり低い透磁率を有している。帯域内での磁束密度の偏向は、帯域内での軸の機械的ひずみによって実現される。
請求項(抜粋):
軸のねじり応力を電気的に測定する磁気弾性トルクトランスジューサであって、トランスジューサが、軸(1)に、時間的に周期的変化を示す軸方向磁界を発生させる第1部材(2,3)を有しており、前記軸には、異方性を有する少なくとも1つの帯域(6,7)が設けられ、この異方性の効果が、磁束密度を軸に沿った本来の方向から外れた方向に偏向させることであり、更に前記トランスジューサが、磁界が偏向する帯域と磁界が偏向しない区域との間の、また、磁界が異なる方向に偏向する帯域間の、ねじり応力により生じる磁気抵抗の差を測定する第2の部材(10,11)を有している形式のものにおいて、 前記軸(1)が少なくとも2相を備えた幾何的に異方性の微細組織を有する材料から成り、前記相の1つが、相対的に軟磁性の連続的な、磁気弾性特性を有する複数の筋から成り、かつまた少なくとも1つの相が、他の相よりかなり低い透磁率を有しており、かつまた、単数又は複数の帯域での磁束密度偏向が前記帯域内での軸の機械的ひずみにより発生することを特徴とする、磁気弾性トルクトランスジューサ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-160337
  • 特開平3-205525
  • 特開平4-024530

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