特許

J-GLOBAL ID：200903027716659101

眼科撮影装置

発明者： 阿部 順吉
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 日比谷 征彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-306584
公開番号（公開出願番号）：特開2003-111730
出願日： 2001年10月02日
公開日（公表日）： 2003年04月15日
要約：

【要約】【課題】 注釈情報をアパーチャ領域外に表示させることで、眼底像上の患部を確実に表示する。【解決手段】 撮影情報層作成部31は、撮影制御装置21で管理、作成した各種メッセージに、ID情報格納領域のID情報等に加えた撮影情報表示イメージD1を作成する。アパーチャ領域判定部32は作成部31で作成した表示イメージD1と、画像格納領域からの撮影画像表示イメージD2から、注釈情報表示禁止領域を作成し、注釈情報格納領域の表示禁止領域に該当する画素のアパーチャ領域判定情報符号を「1」にする。注釈情報表示位置調整部33は注釈情報格納領域のイメージの領域判定情報符号が「1」になっている注釈情報符号を検出し、表示禁止領域と重なっている注釈情報符号の文頭を、禁止領域以外の領域へ移動させる。オーバレイ表示部35では、表示イメージD1、D2、表示位置調整部33の表示イメージを重ね、表示装置24に画像を表示する。

請求項（抜粋）：

被検眼を撮影する眼科撮影装置において、被検眼の眼底像を入力する眼底像入力手段と、入力した前記眼底像を記憶素子に格納する眼底像格納手段と、文字コードデータで構成する注釈情報を入力する注釈情報入力手段と、入力した前記注釈情報を記憶素子に格納する注釈情報格納手段と、前記眼底像格納手段に格納した前記眼底像と前記注釈情報格納手段に格納した前記注釈情報を重ねて表示するオーバレイ表示手段と、前記眼底像格納手段に格納した前記眼底像と前記注釈情報格納手段に格納した前記注釈情報を共に記録する記録手段とを備え、前記注釈情報格納手段は、円形の眼底像の余白部分アパーチャ領域を識別するアパーチャ領域識別符号を有し、該アパーチャ領域識別符号を基に前記注釈情報が前記眼底像に重ならないように前記注釈情報を前記アパーチャ領域内の表示位置に待避して格納することを特徴とする眼科撮影装置。