特許
J-GLOBAL ID:200903027720377927
ナフタレンジカルボン酸の精製方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311805
公開番号(公開出願番号):特開平9-151161
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 粗製ナフタレンジカルボン酸の精製において、その中の代表的不純物であるホルミルナフトエ酸の-CHOを-COOHに変え、純度の向上と収率の向上とを一挙に実現する。【解決手段】 粗製ナフタレンジカルボン酸に、高温の水性反応媒体中、白金のような貴金属触媒の存在下、分子状酸素を、粗製物中の不完全酸化段階にある置換基をカルボキシル基にまで酸化するに要する酸素分子1モルに対し少なくとも0.5モル、好ましくは1モル以上、15モルまでの範囲で作用させる。次に、この酸化処理を受けたナフタレンジカルボン酸に対して、やはり水性反応媒体中で、貴金属触媒の存在下に、水素を作用させる。 水素化処理ののち、反応生成液からナフタレンジカルボン酸を晶出させ、回収して精製品を得る。
請求項(抜粋):
アルキル置換基または一部酸化されたアルキル置換基を有するナフタレン化合物の置換基を酸化することにより得た粗製のナフタレンジカルボン酸を精製する方法において、(1)粗製のナフタレンジカルボン酸を、高温の水性反応媒体中で第VIII族貴金属触媒の存在下に、粗製ナフタレンジカルボン酸中の不完全酸化段階にある置換基をカルボキシル基まで酸化するに要する酸素分子1モルに対し0.5〜20モルの分子状酸素により酸化し、さらに(2)第VIII族貴金属触媒の存在下に水素を作用させて還元し、(3)生成したナフタレンジカルボン酸を前記高温の水性反応媒体に溶解させた状態で前記貴金属触媒と固液分離し、ついで(4)反応生成液を冷却してナフタレンジカルボン酸を析出させ、回収することを特徴とするナフタレンジカルボン酸の精製方法。
IPC (8件):
C07C 63/38
, B01J 23/44
, B01J 23/46 301
, C07C 51/235
, C07C 51/265
, C07C 51/47
, C07C 51/487
, C07B 61/00 300
FI (8件):
C07C 63/38
, B01J 23/44 X
, B01J 23/46 301 X
, C07C 51/235
, C07C 51/265
, C07C 51/47
, C07C 51/487
, C07B 61/00 300
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