特許
J-GLOBAL ID:200903027725084634
鉄含有AlSi合金、特にAl-Si-Mn-Fe合金中の微小板形状の一次β相の形成を減少させる方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-514976
公開番号(公開出願番号):特表平11-513439
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】鉄は凝固中に硬く脆い鉄富化の金属間化合物相を析出させるので、アルミニウム合金に於いては有害な不純物である。顕微鏡組織中の最も有害な相はAl5FeSiタイプのβ相である。というのは、これが微小板形状であるからである。本発明は、鉄含有金属間化合物相がAl8Fe2Siタイプの六方晶相の析出と共に始まるように、凝固中の析出状況を制御、調整することにより微小板形状のβ相の無い鉄含有アルミニウム合金の製造方法を提供する。Al8Fe2Siタイプの相の存在は、β相が通常の微小板形態を発達させるのでは無くて、Al8Fe2Siタイプの相上に核生成し、Al8Fe2Siタイプの相を覆い、これは害の少ない形態となる。更に、本発明は析出物の形態を制御するための手段として熱分析の利用を定める。
請求項(抜粋):
凝固した組織内にAl5FeSiタイプの微小板形状の一次β相のない鉄含有アルミニウム合金を製造する方法において、 (a)次の範囲内(重量%で)の成分即ち Si 6〜14 Mn 0.05〜1.0 Fe 0.4〜
IPC (2件):
C22C 1/02 503
, C22C 21/02
FI (2件):
C22C 1/02 503 J
, C22C 21/02
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