特許
J-GLOBAL ID:200903027728281910

液体カートンの注出口

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 乗松 恭三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183238
公開番号(公開出願番号):特開平9-012025
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 キャップ7を注出口部12から外す方向に最初に回転させた時にはその回転に連動して突刺し具8を下方に突き出させ、シールフイルム3を開封するが、その後はキャップを再び締め込んでも突刺し具8が移動しないようにする。【構成】 キャップ7の回転によって突刺し具8を移動させるためにキャップの内筒部32外面及び突刺し具8の内面に形成しているらせん状の突条25及び溝34のピッチを大きくし、キャップ7のわずかな回転で突刺し具8が大きく移動するように構成すると共に、突刺し具8を注出口部12の後端から最も突き出す位置まで押し下げた状態では、キャップ7を注出口部12に締め込んでも、突条25と溝34が嵌合しないように構成する。
請求項(抜粋):
液体カートンに取り付けるためのフランジ部とそのフランジ部から突出する中空の注出口部とを備えた注出口本体と、該注出口部に螺合されるキャップと、前記注出口部内に収納され、該注出口部の後端側に位置する端部に開封刃を備えた中空の突刺し具を有する液体カートンの注出口において、前記注出口部内面と前記突刺し具外面には、前記注出口部に対する前記突刺し具の軸線方向への移動は許容するが回転は防止する回転防止手段と、前記突刺し具が前記注出口部の後端から抜け落ちるのを防止する抜け止め手段が形成されており、前記キャップの天板裏面には、前記突刺し具内に挿入可能な内筒部が設けられ、その内筒部外面と前記突刺し具内面には、相対的な往復回転によって前記突刺し具を軸線方向に往復移動させる突刺し具移動用ねじが形成されており、該突刺し具移動用ねじの方向及びピッチは、前記注出口本体に螺合したキャップを取り外す方向に回転させた時に、前記突刺し具の開封刃を前記注出口部から突出させるように定められており、更に、前記突刺し具移動用ねじの位置は、前記突刺し具を注出口部から最も突出する位置とした時には、前記キャップを注出口部に螺合しても互いに噛み合わないように定められていることを特徴とする液体カートンの注出口。

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