特許
J-GLOBAL ID:200903027734898776
パケット交換機の障害迂回方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059431
公開番号(公開出願番号):特開平5-227213
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 パケット交換機と中継回線によりなるデータ通信網において、データ通信中、中継回線障害ではユーザに障害を通知することなく網内で代替回線を設定することにより通信を中断することなく迂回して通信を継続し、障害復旧時も中断することなく元の回線に戻す障害迂回方式を提供する。【構成】 中継回線障害の際、データの通信経路を決定する交換制御部102へ通知する。そして代替回線候補を使用して相手局と切り替え可能か否かの交渉を行う。代替回線が決定した際、障害の中継回線制御部104および204がデータの折り返しを設定する機能を設けている。これによって中継回線障害の迂回をユーザに知らせることなく無切断で実施できる。障害復旧時には同様に網内で切り戻しを行う。
請求項(抜粋):
データ通信の際、データが通過する経路を決定する交換制御部と中継回線を収容し中継回線障害時に障害を検出できる中継回線制御部を有するパケット交換機および専用線で構築した専用のデータ通信網において、前記中継回線制御部はパケット交換機間の中継回線が障害を生じたとき、交換制御部に障害を通知し、交換制御部は障害を検出した中継回線制御部と交換動作中の制御部にデータ転送の規制指示を行い、前記規制指示中に代替の中継回線を決定しこの代替回線が使用可能かを相手パケット交換機と交渉し、前記交渉結果として代替の中継回線が使用可能な場合に、前記障害を検出した中継回線制御部に代替の中継回線制御部を通知することにより前記障害を検出した中継回線制御部から代替の中継回線制御部へ通信データを折り返すように構成したことを特徴とするパケット交換機の障害迂回方式。
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