特許
J-GLOBAL ID:200903027735156102
スパンボンド不織布の製造方法及び開繊装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182063
公開番号(公開出願番号):特開平10-025650
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】開繊に優れ、目付分布が均一で地合の優れたスパンボンド不織布を得る。【解決手段】紡糸口金1より熱可塑性樹脂を簾状に溶融紡糸した連続フィラメント群2を断面が矩型の高速気流牽引装置32により牽引して細化延伸させ、高速気流牽引装置の下部にコロナ放電電極5、平板状ターゲット電極7、案内板8を設けて連続フィラメント群を開繊させる方法において、高速気流牽引装置と平板状ターゲット電極との間、及び平板状ターゲット電極と案内板との間に小さく分割された遮蔽板17、18を設置する。目付測定装置14により不織布の目付を不織布の幅方向に連続して測定し、部分的に目付が多い所、あるいは部分的に目付が少ない所に対応して前記遮蔽板を移動させ、不織布の幅方向のフィラメント密度を均一にしてネットコンベア9上に堆積して目付の均一な不織布12を得る。
請求項(抜粋):
紡糸口金より熱可塑性樹脂をすだれ状に溶融紡糸した連続フィラメント群を細化延伸させるため、矩型断面の高速気流牽引装置により牽引し、該高速気流牽引装置から空気流と共に搬送されるすだれ状の連続フィラメント群を、コロナ放電電極と平板状ターゲット電極からなるコロナ放電ユニットに導いて開繊させるスパンボンド不織布の製造方法において、該平板状ターゲット電極の下方で連続フィラメント群と接触しない位置に、案内板を平板状ターゲット電極とほぼ平行に設け、前記高速気流牽引装置と平板状ターゲット電極との隙間および/または平板状ターゲット電極と案内板との隙間に、装置の幅方向に小分割された遮蔽板と、該遮蔽板を個々に移動可能にする装置を備え、該隙間を遮蔽板の移動により部分的に変動させて目付調整することを特徴とするスパンボンド不織布の製造方法。
IPC (3件):
D04H 3/16
, D02J 1/20
, D06M 10/02
FI (3件):
D04H 3/16
, D02J 1/20
, D06M 10/00 H
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