特許
J-GLOBAL ID:200903027742556906

塩化ビニル含有ダストの熱分解処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田渕 経雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-298578
公開番号(公開出願番号):特開平7-150150
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 塩化ビニル含有ダストの乾留における塩素の固定化。【構成】 塩化ビニル含有ダストにアルカリ、アルカリ土類の塩を添加して、蒸し焼きにし、乾留時に生じる塩素を上記塩と反応させて塩化物として固定し、これを水と接触させて塩素イオンの形で固形物から分離する。また、ホッパ1からレトルト13までの通路4の途中に乾留ガス出口9を設けて、レトルト13から出口9迄を冷却することにより、出口9のタールやワックスによる閉塞を防止した。乾留ガス中に塩素成分がほとんど含まれていないので、乾留ガスの水洗設備を除去できる。
請求項(抜粋):
塩化ビニル含有ダストにアルカリおよびアルカリ土類から選択された少なくとも1種の元素の塩を添加し、該塩を添加された塩化ビニル含有ダストを途中に乾留ガス出口をもつ通路を通して乾留炉に導き、前記塩を添加された塩化ビニル含有ダストを前記乾留炉内にて350〜500°Cで酸素を極力遮断した状態で蒸し焼きにしてガスと油と水分と固形残留物とに分離し、前記蒸し焼きで生成したガスを前記乾留ガス出口を通して水洗せずに捕集し、前記蒸し焼きで生成した固形残留物を水と接触させ、塩素イオンと非鉄金属と炭素を主成分とする固形物に分離し非鉄金属と炭素を主成分とする固形物を回収する、工程から成る塩化ビニル含有ダストの熱分解処理方法。
IPC (3件):
C10J 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00
FI (2件):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A

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