特許
J-GLOBAL ID:200903027743683944

レーダ装置及び目標散乱点数推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-318038
公開番号(公開出願番号):特開2002-131419
出願日: 2000年10月18日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 パルス信号の受信強度が弱く、受信機における信号対雑音電力比が低い場合でも、高い精度で目標散乱点数を計測することができるレーダ装置及び目標散乱点数推定方法を得る。【解決手段】 受信信号の平均相関行列の固有値解析を行い、各目標散乱点から反射されたパルス信号の遅延時間と各目標散乱点の反射強度を推定して目標散乱点数を推定する。
請求項(抜粋):
複数の散乱点からなる目標に対して、送信周波数を段階的に変化させたパルス信号を送信し、その目標から反射されたパルス信号を受信する送受信手段と、上記送受信手段により受信された受信信号から上記目標の散乱点数を推定する信号処理手段とを備えたレーダ装置において、上記受信信号の相関行列を計算する相関行列算出手段と、上記相関行列に対して移動平均を行い、平均相関行列を算出する移動平均算出手段と、上記平均相関行列の固有値解析を行い、固有値と固有ベクトルを計算する固有値解析手段と、上記固有値を降べきの順に並べて、最小値から順に固有値とそれに対応した固有ベクトルを指定する個数分だけそれぞれ取り出す最小固有値選択手段と、上記最小固有値選択手段から入力した固有ベクトルを用いて算出した評価関数から、各目標散乱点から反射されたパルス信号の遅延時間と各目標散乱点の反射強度を推定する遅延時間・反射強度推定手段と、上記受信信号を用いて再生したレンジプロファイルから、遅延時間・反射強度推定手段より入力したパルス信号の遅延時間と目標散乱点の反射強度をもとに生成した反射強度分布を引き、その残差の合計値を計算する残差計算手段と、上記最小固有値選択手段に対して取り出す固有値の個数を指定する制御手段と、上記残差計算手段が計算した残差の合計値に基づいて目標散乱点数の推定を行う目標散乱点数推定手段とを備えることを特徴とするレーダ装置。
Fターム (13件):
5J070AB06 ,  5J070AC02 ,  5J070AD01 ,  5J070AH04 ,  5J070AH14 ,  5J070AH19 ,  5J070AH33 ,  5J070AH35 ,  5J070AH50 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK15 ,  5J070AK22 ,  5J070AK40

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