特許
J-GLOBAL ID:200903027747143197
車両用ミラーの鏡面角度調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-050661
公開番号(公開出願番号):特開2005-238954
出願日: 2004年02月26日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】鏡面角度調整装置のナット部材(ナットアジャスト)側面のフィンを不要にして、フィンの折れの問題を解消する。【解決手段】鏡面角度調整ユニット18において、ホイールウォーム135の中心孔141およびナットアジャスト123の基部125の軸直角方向の断面は、相互に緩く嵌合する大きさの正五角形状に形成されている。これにより、ナットアジャスト123は、ホイールウォーム135に対し、軸方向に相対移動が可能で、軸周り方向に相対回転が不能となる。鏡面角度調整のためのリモコン操作をすると、ホイールウォーム135が回転する。ナットアジャスト123はホイールウォーム135と一体になってその軸周り方向に回転し、スクリュー28に対して相対回転する。これにより、ナットアジャスト123は、スクリュー28に対し軸方向下方に相対移動し、これに伴いプレートピボット86は傾動されて、鏡面調整が実現される。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
ミラーを保持して傾動する傾動体と、該傾動体を所定の支点を中心に傾動自在に支持する傾動支持機構と、前記傾動体の前記支点を外れた位置に力を作用させて該傾動体を前記支点を中心に傾動させる傾動駆動機構とを具備し、前記傾動体の傾動量により前記ミラーの鏡面角度を調整する車両用ミラーの鏡面角度調整装置であって、
前記傾動駆動機構が、ネジ部材と、回転部材と、モータと、ナット部材を具備し、
前記ネジ部材は、外周面にネジ溝を有し、前記傾動体に向けて突出した状態で前記傾動駆動機構の支持部に回転不能に立設され、
前記回転部材は、中心孔を有し、該中心孔に前記ネジ部材を同軸状に挿通させた状態で前記傾動駆動機構の支持部に軸周り方向に回転自在で軸方向に移動不能に支持されて、前記モータにより回転駆動され、
前記ナット部材は、基部と、該基部の一端部において該ナット部材の中心軸を包囲するように形成された複数本の弾性足を具備し、該弾性足の自由端部には内向きに突出する爪がそれぞれ形成され、
該ナット部材は、前記基部の他端部が前記傾動体の前記支点を外れた位置に回転自在に連結された状態で、前記回転部材の中心孔に軸方向に挿通自在で軸周り方向に相対回転不能に収容され、該ナット部材の前記弾性足で囲まれた空間には前記ネジ部材の突出側端部が挿通自在に収容され、前記弾性足の爪は前記ネジ部材のネジ溝に係合し、
もって、前記モータにより前記回転部材を回転駆動すると、前記ナット部材の爪と前記ネジ部材のネジ溝とが係合した状態で、該ナット部材が該回転部材と一体となって前記ネジ部材に対して相対回転することにより、該ナット部材が該ネジ部材に対して軸方向に移動し、このナット部材の軸方向の移動により前記傾動体を傾動させるようにした車両用ミラーの鏡面角度調整装置において、
前記ナット部材の基部の軸直角方向断面の外周縁形状を非円形状に形成し、前記回転部材の中心孔の軸直角方向断面の内周縁形状を、該ナット部材の基部の外周縁形状に緩く嵌合する非円形状に形成することにより、前記回転部材に対する前記ナット部材の軸周り方向の相対回転を阻止しつつ、該回転部材に対する該ナット部材の軸方向の相対移動を許容し、
前記ナット部材の複数本の弾性足を前記基部の周方向の最大直径位置にそれぞれ配してなる車両用ミラーの鏡面角度調整装置。
IPC (3件):
B60R1/072
, F16H55/17
, F16H55/22
FI (3件):
B60R1/072
, F16H55/17 A
, F16H55/22
Fターム (16件):
3D053FF03
, 3D053FF29
, 3D053FF30
, 3D053GG06
, 3D053GG12
, 3D053HH18
, 3D053HH19
, 3D053HH52
, 3D053JJ29
, 3D053KK02
, 3D053KK12
, 3D053LL08
, 3D053LL14
, 3J030AC10
, 3J030BA03
, 3J030BB18
引用特許:
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