特許

J-GLOBAL ID：200903027753434233

TiAl金属間化合物の表面硬化方法およびその方法により作製した製品

発明者： 草野 泰正 ,  小笠原 直人 ,  伊藤 ▲静▼枝
出願人/特許権者： シチズン時計株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-146047
公開番号（公開出願番号）：特開平8-013055
出願日： 1994年06月28日
公開日（公表日）： 1996年01月16日
要約：

【要約】【目的】 製品の脆化および表面荒れを起こさず、製品表面近傍の硬度を向上させる硬化方法を提供することである。【構成】 TiAl粉末を用いて成形された圧粉体、脱脂体を焼結する際に、焼結時の温度、時間、圧力を制御することにより、焼結体表面にTi3 Al相を析出させ、表面をTiAl相とTi3 Al相の層状組織にすることにより焼結体の表面の硬度を向上させる表面硬化方法および、その方法により作製したTiAl金属間化合物製品。【効果】 表面の耐摩耗性の向上および傷つき防止が可能な焼結体表面の硬度を向上させることが可能となる。また、本発明の硬化方法は、焼結工程と同時に行えるため、新たな工程を加える必要がなく、有意義である。

請求項（抜粋）：

TiAl粉末を用いて成形された圧粉体、脱脂体の焼結体表面にTi3 Al相を析出させ、表面層をTiAl相とTi3 Al相の混合相にすることにより、表面硬度を向上させることを特徴とするTiAl金属間化合物の表面硬化方法。

IPC (2件)：

C22C 1/04 ,  C22C 14/00