特許
J-GLOBAL ID:200903027753754092

エマルジョン粒子のカルボキシル基濃度の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-272571
公開番号(公開出願番号):特開平10-120709
出願日: 1996年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 乳化重合により、エマルジョンのポリマー粒子表面のカルボキシル基濃度を簡便かつ効率よくコントロールする。【解決手段】 スチレン系単量体および(メタ)アクリル酸エステルから選択された少なくとも一種の重合性単量体と、(メタ)アクリル酸とを、重合開始剤の存在下、乳化重合する方法において、過硫酸アルカリ金属塩と過硫酸アンモニウム塩との割合をコントロールすることにより、エマルジョンのポリマー粒子表面のカルボキシル基濃度を制御する。この方法では、乳化重合系に(メタ)アクリル酸を含む重合性単量体[少なくともスチレン系単量体とアクリル酸とを含む重合性単量体]を反応系に一括仕込みして乳化重合することにより、エマルジョン粒子表面のカルボキシル基濃度を、アクリル酸換算で、0.3〜7.5重量%にコントロールでき、コア/シェル構造に類似のポリマー粒子が生成する。
請求項(抜粋):
スチレン系単量体および(メタ)アクリル酸エステルから選択された少なくとも一種の重合性単量体と、(メタ)アクリル酸とを、過硫酸塩で構成された重合開始剤の存在下、乳化重合する方法であって、過硫酸アルカリ金属塩と過硫酸アンモニウム塩との割合をコントロールすることによりエマルジョンのポリマー粒子表面のカルボキシル基濃度を制御する方法。
IPC (5件):
C08F 2/22 ,  C08F 2/00 ,  C08F212/04 ,  C08F220/10 ,  C08F220:06
FI (4件):
C08F 2/22 ,  C08F 2/00 A ,  C08F212/04 ,  C08F220/10

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