特許
J-GLOBAL ID:200903027755587592

濾 過

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-503062
公開番号(公開出願番号):特表平10-502074
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】本発明は少なくとも1種の高分子を含む溶液をウイルス濾過する方法に関し、該方法は、溶液の総塩含量を約0.2M〜関係塩による該溶液の飽和状態の範囲として行う。本発明の方法により、主として、タンパク質、多糖類及びポリペプチドをウイルス濾過すると、滞留時間及び溶液の希釈度が低減され、収率が最適になる。ウイルス含量の減少率は、総塩含量が低い場合でも、少なくとも慣用法と同程度に良好である。本発明により、いわゆる「デッドエンド」法を用いたウイルス濾過が容易になり、それによって、一般的に用いられている接線ウイルス濾過法に比べていくつかの処理上及び経済上の利点が得られる。血漿タンパク質のIX因子をウイルス濾過する際に、本発明に従って溶液の塩含量を増大させることにより、ウイルス濾過段階で得られる収率が約70%から95%以上に増大する。
請求項(抜粋):
少なくとも1種の高分子を含む溶液をウイルス濾過する方法であって、該溶液の総塩含量が約0.2M〜関係塩による該溶液の飽和状態の範囲であることを特徴とする前記方法。
IPC (3件):
C07K 1/34 ,  C07K 14/765 ,  C07K 14/81
FI (3件):
C07K 1/34 ,  C07K 14/765 ,  C07K 14/81

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