特許
J-GLOBAL ID:200903027759504454

トルクコンバータのロックアップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-325645
公開番号(公開出願番号):特開平8-178056
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 コーストロックアップを、ロックアップ解除の応答遅れが最小になる態様で実現し、合わせて加速時のロックアップ解除ショックを軽減する。【構成】 コントローラ5はスロットル開度TVOおよび車速VSPを基にコーストロックアップ領域と判別すると、デューティDの減少により信号圧PS を低下させて制御弁3を介しクラッチ2の前後差圧PA -PR を、クラッチ2がスリップしない範囲で最小にする。よって、再加速によりコーストロックアップ領域から外れてロックアップを解除する時、差圧PA -PR の減少量が少なくてよく、応答遅れを少なくし得る。この解除時、急加速なら差圧PA -PR の減少を緩やかに行って、ショックが発生しないようにし、緩加速ならショックが問題にならないから、差圧PA -PR を一気に最大にしてロックアップを完遂させる。
請求項(抜粋):
入力要素の回転を内部作動流体を介して出力要素へ伝達し、ロックアップクラッチを締結することで、前記入出力要素間を直結可能なトルクコンバータにおいて、前記入出力要素間を直結すべきロックアップ領域での運転中か、該直結を解くべきコンバータ領域での運転中かを判定するロックアップ領域判定手段と、車両の惰性走行を検知する惰性走行検知手段と、これら手段からの信号に応答してロックアップ領域での惰性走行中、前記ロックアップクラッチの締結力を弱めてロックアップ容量を低減させるロックアップ容量低減手段と、前記惰性走行検知手段による惰性走行検知状態から、設定値以上の急加速状態に切り換わったのを検知する急加速検知手段と、該急加速状態への切り換わりを検知する時、ロックアップクラッチの締結力を上記の低減状態から徐々に漸減させるロックアップ容量漸減手段とを具備することを特徴とするトルクコンバータのロックアップ制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/14 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:48

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