特許
J-GLOBAL ID:200903027761741960

通液型コンデンサ、クロマトグラフ装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 征郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-521326
公開番号(公開出願番号):特表平9-509880
出願日: 1995年02月09日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】流体含有物質の精製のためのコンデンサを用いた通液型コンデンサおよび定電荷クロマトグラフ・カラム装置であり、該カラムは精製すべき流体の入口と精製された流体を排出するための出口からなり、通液型コンデンサはそのカラム内に配設されている。通液型コンデンサは、グラファイトのような第一の導電支持層、カーボンファイバーのような支持層の片側に固定された第一の大表面積導電層、および支持層のもう一方の側に固定された第二の大表面積導電層を含む螺旋巻回式積層ワッシャもしくはロッドの多数からなり、これらの大表面積材料層は互いに対向して配設され、そして支持層と導電層とを電気絶縁させるための非導電イオン透過性スペーサ層によって分離される。上記の装置は、異なった極性を持つそれぞれの導電層を制御する直流電源を含み、それによってカラムを通して通過する流体含有物質が、導電大表面積固定相およびその大表面積層上への保存により精製され、そして例えば塩のような液体の水溶液の精製が可能となり、精製された液体の回収を与える。
請求項(抜粋):
少なくとも一対のアノードとカソードを備え、イオン成分を含む液体の電気的分離に用いるカートリッジとしてハウジングに収納して使用するように構成された通液型導電コンデンサであって、 a)イオンが透過してアノードおよびカソードと接することの可能なイオン透過性、電気絶縁スペーサ材料層、 b)固定相アノードとして作用する多孔性の第一の大表面積導電材料層、 c)固定相カソードとして作用する多孔性の第二の大表面積導電材料層を含み、 d)前記第一および第二の大表面積導電材料層、導電性支持材料層は、スペーサ材をはさんでその各側で互いに対向するよう配設されており、さらに、 e)第一の導電性支持材料層、 f)第二の導電性支持材料層を含み、 g)前記第一および第二の導電支持材料層は前記第一と第二の大表面積導電材料層の外側でそれらと各々電気的に接触して配設され、さらに、 h)前記第一の支持導電材料層をアノード用に、前記第二の支持導電材料層をカソード用にそれぞれ電源に接続するための電気リード手段を含むことを特徴とする通液型コンデンサ。
IPC (2件):
B01D 15/08 ,  C02F 1/46
FI (2件):
B01D 15/08 ,  C02F 1/46 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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