特許
J-GLOBAL ID:200903027765834237

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-252885
公開番号(公開出願番号):特開平6-101532
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 走行状態にある場合にも各気筒に対する燃料供給量を均一化することの可能な蓄圧式燃料噴射装置を提供する。【構成】 内燃機関201には複数の燃料噴射弁202によって燃料が供給される。燃料は燃料タンク208から低圧ポンプ209によって汲み上げられ、高圧ポンプ207で昇圧され、燃料噴射弁が取り付けられているコモンレール203に供給される。アイドリング状態にある時には、ECU216によって気筒間の不均一に起因する回転数の変動を抑制するために燃料噴射量が補正される。そして冷却水温度が所定値以上となりフリクションの影響が無視できる時に補正量を燃料噴射弁固有の不均一量として学習する。そしてこの学習値に基づいて通常時の燃料噴射量を補正して各気筒に対する燃料供給量を均一化する。
請求項(抜粋):
燃料ポンプによって圧送される燃料を貯蔵するコモンレールに取り付けられた燃料噴射弁から燃料を噴射することによって内燃機関の各気筒に燃料を供給する蓄圧式燃料噴射装置において、内燃機関がアイドリング状態にあることを識別するアイドリング状態識別手段と、該アイドリング状態識別手段でアイドリング状態にあると識別された時に内燃機関回転数を所定の一定値に制御するためのアイドリング回転数制御手段と、該アイドリング回転数制御手段で回転数が一定値に保持されている時に内燃機関の各気筒への燃料噴射量の不均一に起因する回転数の変動を抑制するために各気筒への燃料噴射量を補正する気筒間不均一量補正手段と、該気筒間不均一量補正手段によって各気筒への燃料噴射量が補正されている時にフリクションの影響が無視することができる特定運転状態になったか否かを識別する特定運転状態識別手段と、該特定運転状態識別手段によってフリクションが無視することができる特定運転状態になったと識別された時に前記気筒間不均一量補正手段による補正量を燃料噴射弁固有の燃料噴射量の不均一量として学習する学習手段と、前記アイドリング状態識別手段でアイドリング状態にないと識別された時に前記学習手段で学習された不均一量に基づいて燃料噴射弁から噴射される燃料量を補正する通常時補正手段と、を具備する蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (5件):
F02D 41/08 380 ,  F02D 41/04 380 ,  F02D 41/38 ,  F02D 41/40 ,  F02D 45/00 340
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-055348
  • 特開昭60-128951

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