特許
J-GLOBAL ID:200903027766924027
電界発光灯用蛍光体の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江原 省吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-316033
公開番号(公開出願番号):特開平5-152073
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 電界発光灯の輝度及び発光効率を向上させる。電界発光灯は、発光層(13)に混入した蛍光体(13b)が発光するものである。蛍光体(13b)は、ZnSの母体に、CuとClを添加した混合物を焼成することによって得られる。【構成】 先ず、ZnSの母体にCuとClとを添加した混合物に、第1回目の焼成により、粒子の結晶が六方晶型の中間蛍光体(13b')を得る。第1回目の焼成は、1000〜1200°Cの温度で1〜8時間行う。次に、中間蛍光体(13b')をボールミル内で攪拌し、粒子に歪みを加え、結晶欠陥を生じさせる。次に、結晶欠陥の生じた中間蛍光体(13b')に、第2回目の焼成により、六方晶型の一部を立方晶型へ結晶移転させ、両結晶間にCuを偏析させる。第2回目の焼成は、500〜800°Cの温度で30分から3時間行う。次に、HClエッチング等を行った後、乾燥すると、蛍光体(13b)を得る。
請求項(抜粋):
硫化亜鉛に銅化合物とハロゲン化合物とを添加した混合物を、比較的高温で長時間の第1回目の焼成により六方晶型の結晶からなる粉末状の中間蛍光体を製造する工程と、前記中間蛍光体に衝撃力を加えて歪みを発生させ、結晶に欠陥を生じさせる工程と、前記結晶欠陥の生じた中間蛍光体を比較的低温で短時間の第2回目の焼成により立方晶型の結晶を混在させる工程とを含むことを特徴とする電界発光灯用蛍光体の製造方法。
IPC (4件):
H05B 33/14
, C09K 11/00
, C09K 11/08
, H05B 33/10
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