特許
J-GLOBAL ID:200903027768829099

電気化学電池で使用するための錯塩

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛和 清司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-329886
公開番号(公開出願番号):特開2001-155769
出願日: 2000年10月30日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】カソード末端導線を不動態化し、酸化プロセスに対して安定である材料を提供し、またこれらの材料の簡単な製造方法を提供する。【解決手段】本発明は、式(I)で表わされる錯塩化合物を提供する:Mx+[EZ]y-x/y式中、M、E、Z、xおよびyは、明細書に定義されているとおりである。本発明はまた、これらの錯塩化合物の製造方法、ならびにこれらの化合物の電気化学電池における使用に関する.
請求項(抜粋):
下記式(I)で表わされる錯塩:Mx+[EZ]y-x/y (I)式中、xおよびyはそれぞれ、1、2、3、4、5または6であり、MX+は、金属イオンであり、Eは、BR1 R2 R3 、AlR1 R2 R3 、PR1 R2 R3 R4 R5 、AsR1 R2 R3 R4 R5 およびVR1 R2 R3 R4 R5 からなる群から選択されるルイス酸であり、R1 〜R5 は、同一または相違しており、単結合または二重結合により相互に直接に結合していてもよく、またそれぞれ独立して、または一緒になって、ハロゲン(F、Cl、Br)、アルキルまたはアルコキシ基(C1 〜C8 )(この基は、部分的に、または完全に、F、Cl、Brにより置換されていてもよい)、フェニル、ナフチル、アントラセニルおよびフェナントレニルからなる群から選択される芳香族環(この環は、酸素を経て結合していてもよく、また未置換であるか、または置換基として1個または2個以上のアルキル(C1 〜C8 )もしくはF、Cl、Brで置換されていてもよい)、またはピリジル、ピラジルおよびピリミジルからなる群から選択される芳香族ヘテロ環状環(この環は、酸素を経て結合していてもよく、また未置換であるか、または1〜4個のアルキル(C1 〜C8 )もしくはF、Cl、Brで置換されていてもよい)であることができ、およびZは、OR6 、NR6 R7 、CR6 R7 R8 、OSO2 R6 、N(SO2 R6)(SO2 R7 )、C(SO2 R6 )(SO2 R7 )(SO2 R8 )、OCOR6 であり、ここでR6 〜R8 は、同一または相違しており、単結合または二重結合により相互に直接に結合していてもよく、またそれぞれ独立して、または一緒になって、水素原子であるか、またはR1 〜R5 について定義されているとおりであることができる。
IPC (2件):
H01M 10/40 ,  H01G 9/038
FI (2件):
H01M 10/40 A ,  H01G 9/00 301 D

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