特許
J-GLOBAL ID:200903027778520908

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-082634
公開番号(公開出願番号):特開平11-258931
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 転写ローラの周方向の抵抗ムラを小さくして、非通紙時に転写ローラの1周以下の短時間で、転写ローラへの定電流バイアスの印加および発生電圧の検知を誤差をなく行い、適正な転写バイアスを決定して、良好な転写による高品質な画像を得ることである。【解決手段】 転写ローラは、転写バイアスが印加される芯金上に、極性ポリマー等の材料で弾性層を形成してなる。通紙前の前回転で転写ローラに定電流バイアスを印加し、そのときの発生電圧VT01 を検知し、VT1=VT01 ×a+b(ただし、a=1.0、b=1.1kV)の式で1枚目の転写電圧VT1を算出する。画像形成装置の作像準備が完了したら、転写ニップ部に紙を通過させ、転写ローラに定電圧でVT1を印加して1枚目の転写を行う。1枚目の転写終了後の紙間で、定電流バイアスを印加し、発生電圧VT02 を検知し、2枚目で印加する転写電圧VT2を算出する。これを繰り返す。
請求項(抜粋):
像担持体と対向した転写部で転写材を介して像担持体に接触して、像担持体上に形成されたトナー像を転写材に転写する、転写バイアスが印加された転写ローラを有し、転写材が転写部に到達する前の非通紙時に転写ローラに定電流バイアスを印加し、そのとき発生する電圧を検知して、これを基に前記転写バイアスを決定する画像形成装置において、前記転写ローラは、転写バイアスが印加される芯金と、その上の極性ポリマーもしくはイオン性電解質を含む材料で形成された弾性層とを含んで構成され、そして連続した転写材に転写を行う連続画像形成時の場合、前記定電流バイアスの印加による発生電圧の検知を、転写材と転写材の間の非転写時に、各非転写時で1回もしくは数回の態様で行うことを特徴とする画像形成装置。
IPC (2件):
G03G 15/16 103 ,  G03G 21/00 370
FI (2件):
G03G 15/16 103 ,  G03G 21/00 370
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-123385
  • 導電性ロール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-337368   出願人:北辰工業株式会社
  • 導電性ゴム材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-240317   出願人:住友ゴム工業株式会社

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