特許
J-GLOBAL ID:200903027790337566

原子炉出力制御システムおよび制御棒位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-157565
公開番号(公開出願番号):特開平8-021891
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 原子炉の炉心部の制御棒位置をモーター駆動により制御する原子炉出力制御装置において、位置検出精度を向上することにより、制御性を向上する。【構成】 制御棒の位置を検出するための、性能の異なるシンクロ発振器6a1,6a2,6bを設置する。6a1,6a2は2個1組として使う。これらの信号を、コントローラ10A,10Bの比較手段12a,12bに導き、常時は検出精度の良い信号を取りだし、制御演算手段10a,10b匂いて、目標生成装置9a,9bからの目標値と制御棒の現在位置とで、操作信号を生成して、電力制御装置11を制御し、モータ4を運転して、制御棒の引抜/挿入を行う。
請求項(抜粋):
原子炉の炉心部の制御棒位置をモータ駆動により変更して出力を制御する原子炉出力制御システム装置において、制御棒位置をモータ軸の回転角度から検出する、2つ以上の制御棒位置検出機構と、それらの制御棒位置検出機構からそれぞれ出力される位置検出信号の比較を行うことにより、常時は、1つの位置検出信号により制御棒位置を示す信号を得るための比較手段と、与えられた目標位置と、前記比較手段から出力される制御棒位置を示す信号とから、モータを駆動するための操作信号を生成して出力する制御演算手段とを備え、2つ以上の制御棒位置検出機構のうち、少なくとも1つは、他のものより高い精度で位置の検出を行うものであり、前記比較手段は、各制御棒位置検出機構から出力される各々の位置検出信号の比較を行って、位置検出信号に異常がなければ、精度の高い制御棒位置検出機構から出力される位置検出信号を制御棒位置を示す信号として用いるものであることを特徴とする原子炉出力制御システム。
IPC (2件):
G21C 7/08 ,  G21C 17/10

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