特許
J-GLOBAL ID:200903027791551545

等速固定継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082399
公開番号(公開出願番号):特開平6-042542
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 可動質量を軽減し,設計的に遊隙条件の最適調整を達成しかつ保証する。【構成】 中空の外側部品1の内面2に外側部品長手軸4を基準に外側軌道溝3を設ける。外測部品1の中空室5内に配置した内側部品6の外面8に内側部品長手軸12を基準に子手面上でかつ外側軌道溝3に対向して内側軌道溝7を設ける。内側及び外側軌道溝7,3の間に玉9を収容し,保持器11内で案内する。内側部品6は中空球帯域として形成した案内面30を備えており,案内面30は閉側15から出発してアンダーカットなしに構成してあり,その中心が継手曲折中心13上にある。この中心は球形キャップとして形成した第2案内面29を有する案内要素22と,外側部品1内に押込んだ支持要素20にそれが当接することにより軸方向で固定してある。案内要素22は外側部品長手軸4を基準に半径方向に摺動可能に支持要素20で支持してあり,強制力なしで厳密な調心が得られる。
請求項(抜粋):
中空の外側部品(1) を有し、その内面(2) に外側部品長手軸(4) を基準に子午面上で外側軌道溝(3) が設けてあり、外側部品(1) の中空室(5) 内に内側部品(6) が配置してあり、その外面(8) に内側部品長手軸(12)を基準に子午面上で内側軌道溝(7) が設けてあり、内側軌道溝が外側軌道溝(3) に対向し、相対向した各内側軌道溝(7) 、外側軌道溝(3) が共同して、トルクを伝達する玉(9) を受容し、外側部品(1) の内面(2) と内側部品(6) の外面(8) との間の空隙内に配置した保持器(11)の窓(10)内で前記玉が案内してあり、内側軌道溝(7) と外側軌道溝(3) が継手組立状態のとき閉じる側(15)から出発して口状に、アンダカットなしに構成してあり、保持器(11)の中空球部分面(18)が内側部品(6)の閉側(15)から離れた方の外部球形面(14)で案内してあり、更に案内手段を有し、該手段が内側部品(6) の第一球形案内面(30)と、外側部品(1) に結合した分離した支持要素(20)で支持された案内要素(22)の逆同一の第二案内面(29)とで構成してあり、該案内面の中心を外部球形面(14)の中心と一緒に継手曲折中心(13)で調心してなる等速固定継手において、内側部品(6) に付属した第一案内面(30)を中空球部分面として構成し、且つ組み立てた継手の閉側(15)から出発してアンダカットなしに形成し、案内要素(22)に付属した第二案内面(29)を球形キャップの一部とし、両案内面(29, 30)の中心を継手曲折中心(13)上に配置し、案内要素(22)を軸方向で固定し且つ外側部品長手軸(4) を基準に半径方向に摺動可能に支持要素(20)で支持したことを特徴とする等速固定継手。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-297542

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