特許
J-GLOBAL ID:200903027792767525

移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136262
公開番号(公開出願番号):特開平9-321699
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 北米標準方式のように符号分割多元接続方式を使用し、上り回線の送信電力の制御誤差を少なくすることにより、他チャネルに与える干渉妨害を低減することのできる送信電力の制御を行う移動通信システムを実現する。【解決手段】 送受信部100の受信部106には、パイロットシンボル同相加算回路113が設けられており、同相成分と直交成分で表わされるキャリア信号点を一定周期で検出する。検出されたキャリア信号点の振幅は、メモリ115から得られる過去の送信電力制御値116を用いて振幅補正回路114で補正される。補正後のキャリア信号点を用いて予測回路117が、次に送信電力制御が行われる時点でのキャリア信号点を予測する。これは比較回路119で基準値と比較され、送信電力制御回路121が次に送信電力制御が行われる時点での送信電力制御値を生成して移動機に対して送信すると共に、この値をメモリ115に格納する。移動機側ではこれにより、送信電力の制御を行う。
請求項(抜粋):
同相成分と直交成分で表わされるキャリア信号点を一定周期で検出するキャリア信号点検出手段と、このキャリア信号点検出手段の検出したキャリア信号点の振幅を過去の送信電力制御値によって補正する振幅補正手段と、この振幅補正手段によって振幅の補正されたキャリア信号点を使用して次に送信電力制御が行われる時点でのキャリア信号点を予測する予測手段と、この予測手段によって予測されたキャリア信号点の電力を予め定めた基準値と比較する比較手段と、この比較手段の比較結果を基にして前記次に送信電力制御が行われる時点での送信電力制御値を生成する送信電力制御手段と、この送信電力制御手段の生成した送信電力制御値を記憶して前記振幅補正手段に前記過去の送信電力制御値として供給するためのメモリと、前記送信電力制御値を送信する送信手段とを備えた送信電力制御回路を有する基地局と、この基地局に互いに同一周波数の電波を使用して接続され、かつ基地局から送られてくる前記送信電力制御値によって基地局での受信信号電力が互いに等しくなるように送信電力の制御を受ける複数の移動機とを具備することを特徴とする移動通信システム。
IPC (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 7/216 ,  H04J 13/04
FI (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 7/15 D ,  H04J 13/00 G

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