特許
J-GLOBAL ID:200903027796513021
冷却装置を有する焼却灰のドラム型磁選機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 武夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-052597
公開番号(公開出願番号):特開平7-236836
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 焼却後の水冷を省略する焼却炉に変換する焼却施設が多くなるのに伴って、高温の焼却灰を処理しても昇温により磁石が劣化しないような冷却装置を備えた磁選機に対するニ-ズに応える。【構成】 中空固定軸21の一方端から冷却空気を吹き込み、磁選機10内に入った直後に吹き出し穴18から半径方向外方に吹き出し、さらに整流板13によってカバ-11aで囲まれた隣接する磁石の間の隙間11cに沿って軸に平行に流させ、中空固定軸21の他方端から排出する構成である。
請求項(抜粋):
中空固定軸と、この中空固定軸に装着され円周方向に所定の間隔を保って配置された複数の磁石と、前記中空固定軸の前記磁石の外周に同軸に取り付けられ駆動により回転されるドラムとを有し、回転のほぼ頂点で焼却灰を受け、回転に伴い中間位置において焼却灰中の非磁性の灰を落下させ、ドラムが回転し磁石が配置された位置の外周から離れた所で焼却灰中の鉄分などの磁性体を吸着から離して落下させ、焼却灰中の磁性物体を分離する焼却灰のドラム型磁選機において:前記中空固定軸の前記ドラムより軸方向外側の一方端に設けられた冷却空気の吹き込み口と、前記冷却空気が磁石部分以外に流れるのを防止するために前記ドラムよりさらに内側に設けられ磁石部全体を覆うカバ-と、前記中空固定軸の前記カバ-の前記吹き込み口側よりわずかに内方で前記冷却空気を前記磁石間の隙間の数に対応して、前記カバ-の半径方外方に向けて開口された冷却空気の吹き出し穴と、前記吹き出し穴の各々を挟んで前記磁石の円周方向のほぼ中心に向けられ、半径方向にはそれぞれの磁石の外周の手前までに延ばされた整流板と、前記冷却空気が磁石の部分を通過した後で前記中空固定軸の内部に戻すため前記中空固定軸の前記吹き出し穴と反対側で前記中空固定軸内に達する排気口と、前記中空固定軸の前記ドラムより外側の他方端に設けられた排出口と、を含んで成り、前記冷却空気の吹き込み口からの冷却空気が前記整流板により半径方向外方に変流され、さらにカバ-の内周に沿って隣接する磁石間の隙間を流れて磁石をドラムの内部で冷却し、冷却した後中空固定軸の他方端から排出され、高温の焼却灰による磁石の昇温を防止するようになっていることを特徴とする冷却装置を有する焼却灰のドラム型磁選機。
IPC (2件):
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