特許
J-GLOBAL ID:200903027797203557
マルチスタテイツクレーダ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201345
公開番号(公開出願番号):特開平5-027020
出願日: 1991年07月16日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 送信局及び受信局の局部発振器及びコヒーレント発振器の周波数変動の影響を受けることなく、コヒーレント積分による信号対雑音電力比の改善効果を維持できるマルチスタティックレーダ装置を得ることを目的とする。【構成】 局部発振器14及びコヒーレント発振器15を共用する第1の受信手段8-1と第2の受信手段8-2を設け、第1の受信手段8-1では送信局よりの直接波21を上記各発振器の出力のもとに周波数変換及び位相検波して信号を出力し、また第2の受信手段8-2では目標からの反射波を直接波同様に周波数変換及び位相検波して目標信号を出力した後、位相補償手段9では第1の受信手段8-1の信号を用いて第2の受信手段8-2より出力される目標信号の位相変動を補償する。【効果】 送信局及び受信局の発振周波数が変動したとしても、目標信号の周波数はその影響を受けないため、安価な水晶発振器で高安定発振器を用いた場合と同等の精度が得られ、装置を安価に製造できる。
請求項(抜粋):
互いに異なる位置に配置された複数の送信局、及び受信局を用いて目標の検索及び追尾を行うマルチスタティックレーダ装置において、上記送信局より放射された高周波電波を直接受信し、所定の局部発振周波数を混合して中間周波数信号に変換した後同期発振信号と位相検波して信号を出力する第1の受信手段と、上記送信局から放射され目標で反射された反射波を受信し、上記中間周波数信号に変換した後、上記同期発振信号と位相検波して目標信号を出力する第2の受信手段と、上記第1の受信手段の出力信号を用いて、上記第2の受信手段より出力される目標信号の位相変動を補償する位相補償手段とを備えたことを特徴とするマルチスタティックレーダ装置。
IPC (2件):
引用特許:
前のページに戻る