特許
J-GLOBAL ID:200903027804150430
外被管内に二つ以上のハニカム体を備えた触媒コンバータとその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富村 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-513705
公開番号(公開出願番号):特表平8-504361
出願日: 1993年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】本発明は、構造化され積層された板金層から成る少なくとも二つのハニカム体がはめ込まれている外被管から成る触媒コンバータに関する。経済的に有利に大量生産できるようにするために、その構成に基づいて弾力性を有するハニカム体が利用され、バイアス圧をもって外被管の中にはめ込まれている。バイアス圧は、外被管の中にはめ込む前にハニカム体が弾性的に圧縮されおよび/またはハニカム体の挿入後に外被管が塑性変形されることにより、ハニカム体を応力のない理論直径の2〜10%だけ弾性圧縮することによって与えられる。このようなハニカム体はバイアス圧に基づいて迅速な製造工程の機械的な荷重のもとでも安定性を維持し、垂直姿勢におけるろう付けに対しても、後でのセラミックス材料による被覆処理に対しても適している。本発明は主に特に大量生産される自動車に採用される。
請求項(抜粋):
内径(D)を有する外被管(1;11;21;51;81、84、85)の中に配置され流体により流れ方向(S)に貫流される少なくとも二つの単一ハニカム体(2、3;12、13、14;22、23;52、53;82、83)が流れ通路(6)を形成する構造化された板金層(4、5;54、55)から成り、この板金層(4、5;54、55)が外被管(1;11;21;51;81、84、85)に接合特に硬ろう付けされている触媒コンバータにおいて、その内部構造に基づいて弾力性を有するハニカム体(2、3;12、13、14;22、23;52、53;82、83)が、応力のない理論直径(d)の2〜10%だけ弾性的に圧縮した状態でバイアス圧を持たせて外被管(1;11;21;51;81、84、85)の中にはめ込まれていることを特徴とする触媒ハニカム体。
IPC (5件):
B01J 35/04 321
, B01D 53/86 ZAB
, F01N 3/28 ZAB
, F01N 3/28 301
, F01N 3/28
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平2-268834
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特開昭62-273051
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特開平3-094836
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