特許
J-GLOBAL ID:200903027805301644

多層膜被覆部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-264941
公開番号(公開出願番号):特開平9-078227
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 TiAlの化合物を被膜とする従来の被覆部材は、被膜中にAlを含有させることにより、Ti化合物の被膜に比較して被膜表面の化学的性質の向上を達成した反面、破壊靭性値が低下すること、特に高速切削用切削工具として用いると、高温による被膜の酸化,急激な摩耗の進行,熱衝撃性による劣化および被削材との溶着により短寿命になるという課題がある。【解決手段】 金属部材,焼結合金またはセラミックス焼結体でなる基体上に被膜を被覆してなる被覆部材において、該被膜は、Tiの炭化物,窒化物,炭窒化物,炭酸化物,窒酸化物,炭窒酸化物の中の1種の単層または2種以上の複合層でなる第1被膜と、TiとAlとの複合炭化物,複合窒化物,複合炭窒化物,複合炭酸化物,複合窒酸化物,複合炭窒酸化物の中の1種の単層または2種以上の複合層でなる第2被膜とでなり、該第2被膜が該第1被膜により挟持された積層になっていることを特徴とする多層膜被覆部材である。
請求項(抜粋):
金属部材,焼結合金またはセラミックス焼結体でなる基体上に被膜を被覆してなる被覆部材において、該被膜は、Tiの炭化物,窒化物,炭窒化物,炭酸化物,窒酸化物,炭窒酸化物の中の1種の単層または2種以上の複合層でなる第1被膜と、TiとAlとの複合炭化物,複合窒化物,複合炭窒化物,複合炭酸化物,複合窒酸化物,複合炭窒酸化物の中の1種の単層または2種以上の複合層でなる第2被膜とでなり、該第2被膜が該第1被膜により挟持された積層になっていることを特徴とする多層膜被覆部材。
IPC (4件):
C23C 14/06 ,  C23C 16/30 ,  C23C 28/04 ,  B23B 27/14
FI (4件):
C23C 14/06 K ,  C23C 16/30 ,  C23C 28/04 ,  B23B 27/14 A
引用特許:
審査官引用 (14件)
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