特許
J-GLOBAL ID:200903027816661634
増幅回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
熊谷 雄太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-142715
公開番号(公開出願番号):特開平5-335846
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 増幅回路1、2が入力オフセット電圧を有している場合に、トランジスタ1-4、2-3、1-3、2-4を流れる電流が増減し、極端な場合にはカットオフしてしまう。このためにトランジスタの応答が非常に遅くなり、出力波形に乱れが生じてしまうという課題が発生するが、この課題を解決する。【構成】 Pチャネルトランジスタ1-1を流れるドレイン電流と、Nチャネルトランジスタ1-2を流れるドレイン電流との差電流を検出するトランジスタ1-6、1-7と、検出された差電流に応じた入力オフセット電圧を演算増幅回路1-2に加えるトランジスタ1-8を備える。これにより、出力段トランジスタのカットオフを阻止することができるので、出力波形の乱れを防止することができる。
請求項(抜粋):
Pチャネルトランジスタのゲートを駆動する第一の演算増幅回路と、Nチャネルトランジスタのゲートを駆動する第二の演算増幅回路とを有し、前記第一の演算増幅回路の反転入力端子と前記第二の演算増幅回路の反転入力端子とを接続して入力端子とし、前記Pチャネルトランジスタのドレインと前記Nチャネルトランジスタのドレインと前記第一の演算増幅回路の非反転入力端子と前記第二の演算増幅回路の非反転入力端子とを接続して出力端子とする増幅回路において、前記Pチャネルトランジスタを流れるドレイン電流と前記Nチャネルトランジスタを流れるドレイン電流との差電流を検出する手段と、検出された差電流に応じた入力オフセット電圧を前記第一または第二の演算増幅回路に加える手段とを備えたことを特徴とする増幅回路。
IPC (2件):
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