特許
J-GLOBAL ID:200903027818503238

超音波モータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310501
公開番号(公開出願番号):特開平10-155288
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 簡単な回路構成で効率よく回転数を安定的に駆動させることができる超音波モータの駆動装置を提供する。【解決手段】 超音波振動子の共振周波数に基づいた電圧を出力するオフセット電圧と、共振周波数が検出されたときに初期電圧設定器により設定された電圧をあらかじめ設定された割合で減少させるスイープ電圧とを加算し、該加算出力をもとにアンプに出力する周波信号の周波数を変化させるものにおいて、回転数指令値と回転数検出値との誤差から制御量を決定し、上記初期電圧設定器に設定される電圧、あるいは上記スイープ電圧発生器の電圧を減少させる割合のうち少なくとも一方を変化させる。
請求項(抜粋):
回転体と、該回転体を駆動する超音波振動子と、交番電圧の印加により上記超音波振動子に超音波振動を励振させる圧電素子と、該圧電素子に高周波電力を供給するアンプとを具備する超音波モータの駆動装置において、上記超音波振動子の共振周波数を検出する共振周波数検出器と、上記共振周波数検出器で検出された共振周波数に基づいた電圧を出力するオフセット電圧発生器と、予め設定される電圧値を保持する初期電圧設定器と、上記共振周波数検出器で共振周波数が検出されたときに上記初期電圧設定器に設定された電圧がセットされ、その電圧をあらかじめ設定された割合で減少させていくスイープ電圧発生器と、上記オフセット電圧発生器と上記スイープ電圧発生器の出力を加算する加算器と、上記加算器からの出力をもとに発振周波数を決定し上記アンプに周波信号を出力する発振回路と、上記発振回路の出力を+90°あるいは-90°位相を変化させ上記アンプに周波信号を出力する移相器と、回転数指令値と回転数検出値との誤差から制御量を決定し、上記初期電圧設定器に設定される電圧、あるいは上記スイープ電圧発生器の電圧を減少させる割合のうち少なくとも一方を変化させる制御器と、を具備することを特徴とする超音波モータの駆動装置。

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