特許
J-GLOBAL ID:200903027823213582

取付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-517132
公開番号(公開出願番号):特表平10-509787
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】液圧取付装置(1)は、その変形可能な壁(81)が、負荷に耐える十分な弾性を有さない第1の液圧チャンバ(8)を有し、この第1の液圧チャンバ(8)はアクセス開口(61)を通して、その変形可能な壁(91)が、負荷に耐える弾性を有するか、または有さない第2の液圧チャンバ(9)に接続される。制御バルブ(10,34)が、開いたまたは閉じたアクセス開口に設けられ、それにより装置の剛性を調整する。剛性は特に、本質的に堅い状態であって取付装置が、加えられた振動および衝撃を付加的な衝撃吸収手段、たとえば液圧減衰取付装置に伝えるものと、非剛性状態であって、いくらかの振動を取付装置が他の装置に伝えないようにするものとの間で調整され得る。それはたとえば、他の装置が適宜吸収することのできないエンジンのアイドリングによる振動が伝わらないようにする。他の実施例は1つの装置に剛性調整液圧システムと、負荷に耐えるばねとを組合せるものであり、この負荷に耐えるばねは液圧減衰弾性部材であってもよい。
請求項(抜粋):
相対的な振動を受ける構造間の、負荷に耐える接続部のための取付装置であって、それぞれの構造に接続するためのそれぞれのアンカーポイントを備えた第1および第2の堅い本体部品(2,3)と、 前記それぞれの堅い本体部品の対向部分(25,35;24,31)によって規定された少なくとも1つの第1の液圧チャンバ(8,9)と、前記対向本体部分間に延びる取囲み側壁(81,91)とを有し、前記側壁(81,91)は負荷に耐える弾性を有さず受動的に変形可能であって、前記対向本体部分の、互いに向かう移動および互いから離れる移動に従い、さらに前記本体部品(2,3)の所与の相対位置に対して実質的に非伸張性であり、それによりこのような移動により前記第1の液圧チャンバの、対応する容積変化が必要とされ、さらに前記取付装置は、 少なくとも1つの第2の液圧チャンバ(9,8;12)を有し、前記少なくとも1つの第2の液圧チャンバは1つまたはそれ以上のアクセス開口(61,34)を通して前記少なくとも1つの第1の液圧チャンバ(8,9)と接続可能であり、かつ変形可能な壁(91,81;122)を有し、前記変形可能な壁は前記第1の液圧チャンバの容積変化を全体的に、または部分的に補償する容積変化を収容し、さらに前記取付装置は、 前記アクセス開口で作用するアクセス制御手段(10)を有し、前記アクセス制御手段(10)は前記第1の液圧チャンバと第2の液圧チャンバとの間の流体の流れを制御するよう調整可能であり、それにより堅い本体部品(2,3)間の接続の剛性を調整する、取付装置。

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