特許
J-GLOBAL ID:200903027824235105
フェーディングひずみ補償方式
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-164757
公開番号(公開出願番号):特開平6-284028
出願日: 1992年06月23日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 遅延分散が生じた時にもフェーディングひずみに対する十分な補償特性が得られるフェーディングひずみ補償方式を実現する。【構成】 ひずみ検出部11、12においては、第1、第4復調後シンボル列を入力し、パイロット信号におけるひずみを測定して出力する。ひずみ推定部13、14においては、第1及び第4復調後シンボル列を入力し、時間軸上で同じ位置にあるパイロット信号におけるひずみを内挿することにより、第2、第3サブキャリア内の、時間軸上で対応するシンボルにおけるひずみを推定し、出力する。補間部15〜18においては、ひずみ検出部11,12及びひずみ推定部13,14において測定或いは推定されたひずみを用いて補間することにより各シンボルにおけるひずみを推定し、出力する。
請求項(抜粋):
N個(Nは3以上の整数)のサブキャリアに伝送するデータを分割し、パイロット信号を定期的に挿入して伝送するディジタル無線通信方式で用いるフェーディングひずみ補償方式において、前記N個のサブキャリアを周波数の高低により順に第1ないし第Nサブキャリアとし、送信側で、入力されるデータ列を前記第1ないし第Nサブキャリアに分配し、周波数軸上で両端に対応する第1及び第Nサブキャリア内に、時間軸上で同じ位置となるようパイロット信号を挿入し、第1ないし第Nシンボル列を出力する直並列変換部と、前記第1ないし第Nシンボル列を入力し、第1ないし第Nサブキャリア周波数で変調を行い、第1ないし第N変調波を出力する第1ないし第N変調部と、受信側で、前記第1ないし第N変調波を入力し、第1ないし第N復調後シンボル列を出力する第1ないし第N復調部と、前記第1復調後シンボル列を入力し、パイロット信号におけるひずみを出力する第1ひずみ検出部と、前記第N復調後シンボル列を入力し、パイロット信号におけるひずみを出力する第2ひずみ検出部と、前記第1及び第N復調後シンボル列を入力し、第2ないし第(N-1)サブキャリア内の時間軸上でパイロット信号の位置に対応するシンボルのひずみを出力する第1ないし第(N-2)ひずみ推定部と、前記第1ないし第Nサブキャリア内のパイロット信号或いは時間軸上でパイロット信号の位置に対応するシンボルのひずみを入力し、第1ないし第N補償用信号列を出力する第1ないし第N補間部と、前記第1ないし第N復調後シンボル列及び前記第1ないし第N補償用信号列を入力し、第1ないし第N補償後シンボル列を出力する第1ないし第N補償部と、前記第1ないし第N補償後シンボル列を入力し、パイロット信号を除去し、データ列を出力する並直列変換部とを備えることを特徴とするフェーディングひずみ補償方式。
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