特許
J-GLOBAL ID:200903027826896443
超電導軸受装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-051429
公開番号(公開出願番号):特開平5-240249
出願日: 1991年03月15日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【構成】 ハウジング(1) に回転軸(2) を非接触状態で支持する超電導軸受(4)が、回転軸(2) に取付けられた永久磁石(14)と、上下方向に間隔をおいてこれに対向するようにハウジング(1) に取付けられた超電導体(17)とを備えている。ハウジング(1) と回転軸(2) との間の対向部分にスラスト玉軸受よりなるタッチダウン軸受(21)を配置する。タッチダウン軸受(21)の軌道輪(23)を昇降させてハウジング(1) と回転軸(2) との相対位置を設定する初期位置決め機構を設ける。【効果】 運転前に初期位置決め機構によってハウジング(1) と回転体の相対位置を設定し、効率の良い運転をすることができる。ハウジング(1) と回転軸(2)との対向部分に設けたタッチダウン軸受(21)により、超電導軸受(4) が常電導化した場合の回転軸(2) およびそのまわりの部品の破損を防止することができる。
請求項(抜粋):
固定部分に対して回転軸心方向および回転軸心方向に直交する方向の移動ならびに回転ができるように配置された回転体が、超電導軸受により非接触状態に回転支持されるようになされた超電導軸受装置において、上記超電導軸受が、上記回転体に取付けられた永久磁石と、これに対向するように上記固定部分に取付けられた超電導体とからなり、上記永久磁石が、上記回転体の回転軸心の周囲の磁束分布が回転によって変化しないように上記回転体に取付けられたものであり、上記超電導体が、上記永久磁石の磁束侵入を許容するもので、上記永久磁石の磁束が所定量侵入する離間位置であってかつ上記回転体の回転によって侵入磁束の分布が変化しない位置にくるように固定部分に取付けられており、固定部分と回転体との間に、前者が下方にくるように相対向する部分が設けられ、この対向部分にスラスト玉軸受で構成されるタッチダウン軸受が配置され、固定部分と回転体との間に、タッチダウン軸受の固定部分側の軌道輪を昇降させて固定部分と回転体との相対位置を設定するための初期位置決め機構が設けられていることを特徴とする超電導軸受装置。
IPC (3件):
F16C 32/04 ZAA
, F16C 19/30
, F16C 32/00
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