特許
J-GLOBAL ID:200903027828338090

内燃エンジンの空燃比制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286861
公開番号(公開出願番号):特開平11-117792
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 内燃エンジンに供給する混合気の空燃比を、所望の値だけリーン側若しくはリッチ側に確実にシフトさせることができる内燃エンジンの空燃比制御方法を提供する。【解決手段】 空燃比をリーン側にシフトさせる際には、図1に示したように酸素センサの出力電圧がD点において増加に転じた時点で、即座に制御定数λの値を減少方向に転じさせる。そして、制御定数λの値を減少方向に転じさせたことに伴って、酸素センサの出力電圧がスライスレベルV02を横切ることなくその増減方向がE点で反転してリーン側に向かった時には、D点から所定の時間T1が経過した後に制御定数λの値を増加方向に転じさせる。前記所定時間T1の長さを調節することにより、内燃エンジンに供給する混合気の空燃比を、所望のシフト量だけ確実に理論空燃比からシフトさせることができる。
請求項(抜粋):
内燃エンジンの排気系に設けた酸素センサの出力電圧の変化に応じて、燃料噴射時間を補正する制御定数の値を増減させ、前記内燃エンジンに供給する混合気の空燃比を制御する内燃エンジンの空燃比制御方法において、前記電圧の増減方向が反転してリッチ側若しくはリーン側に向かってそれぞれ増加若しくは減少し始めた時点で、即座に前記制御定数の値をそれぞれ減少方向若しくは増加方向に転じさせるとともに、前記制御定数の値をそれぞれ減少方向若しくは増加方向に転じさせたことに伴って、前記電圧がスライスレベルを横切ることなくその増減方向が再び反転し、それぞれリーン側若しくはリッチ側に向かった時には、前記電圧の増減方向が反転してリッチ側若しくはリーン側に向かってそれぞれ増加若しくは減少し始めた時点から所定の時間が経過した時点で、前記制御定数の値をそれぞれ増加方向若しくは減少方向に転じさせることを特徴とする内燃エンジンの空燃比制御方法。

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