特許

J-GLOBAL ID：200903027831509989

コンクリート部材およびその製作方法

発明者： 中根 淳 ,  長尾 覚博 ,  堀 長生
出願人/特許権者： 株式会社大林組
代理人 (1件)： 一色 健輔 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-041179
公開番号（公開出願番号）：特開平7-252901
出願日： 1994年03月11日
公開日（公表日）： 1995年10月03日
要約：

【要約】【目的】 コンクリート部材に含まれる水分が主因となって火災時に発生する水蒸気爆発のようなコンクリートの爆裂を、簡単に実施できる手段にて効果的に防止する。【構成】 コンクリート部材3の表面部分にほぼその厚み方向に向けて適宜深さまで達するように多数の低融点材料からなるピン状体4bを分散配置して埋め込んだ。前記のピン状体4bは低融点樹脂により作れば良い。前記のコンクリート部材を製作するにあたり、可溶性シート4aの表面に多数の前記ピン状体4bを突出状態に分散配置して植設したものを用意し、このピン付きシート4を前記コンクリート部材の前記表面にあてがわれる型枠1の内面に貼り付けておき、この型枠内面側にコンクリート3を打設する。

請求項（抜粋）：

コンクリート部材の表面部分にほぼその厚み方向に向けて適宜深さまで達するように多数の低融点材料からなるピン状体が分散配置されて埋め込まれていることを特徴とするコンクリート部材。