特許
J-GLOBAL ID:200903027833470982

結合ルールの抽出方法、抽出システムおよび結合ルール抽出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 英一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-269895
公開番号(公開出願番号):特開2003-076937
出願日: 2001年09月06日
公開日(公表日): 2003年03月14日
要約:
【要約】【課題】 著しく高速に、相関している結合ルールを見出す。【解決手段】 各々がトランザクションに対応するアイテムセット間に形成される、条件と結論との間の結合ルールから、相関の高い結合ルールを抽出する方法において、まず、トランザクション集合が空集合となるようなアイテムセットを抽出対象から除外して、探索空間を縮小する。次いで、段階的に要素が追加されるようにアイテムセットが生成され、その際に、結合ルールの相関を評価するためのニ変数の凸関数である評価関数f(x,y)を利用した上界値max{f(y(I),y(I)),f(x(I)-y(I),0)}と閾値とを比較することにより、当該アイテムセットと目的となるアイテムセットとの間の相関が十分ありアイテムセットが有意なものであるか否かが判断される。
請求項(抜粋):
各々がトランザクションに対応するアイテムセット間に形成される、条件と結論との間の結合ルールから、相関の高い結合ルールを抽出する方法であって、1つのアイテムを要素とするアイテムセットに関するトランザクションの集合を生成するトランザクション生成ステップと、前記トランザクション集合のうち、空集合を見出して、トランザクション集合が空集合となるようなアイテムセットを、結合ルールの抽出対象から除外する第1の枝刈りステップと、前記アイテムセットに関して、結合ルールの相関を評価するためのニ変数の凸関数である評価関数f(x,y)を利用して(ただし、xは、条件を満たすようなトランザクションの数、yは結論を満たすようなトランザクションの数)、f(y(I),y(I))およびf(x(I)-y(I),0)(ただし、Iは生成された新たなアイテムセット)を算出して、これらのうち大きいものを上界値として取得する第1の評価関数演算ステップと、前記上界値と所定の閾値とを比較する第1の比較ステップと、前記上界値が所定の閾値よりも小さい場合に、前記アイテムセットを、結合ルールの抽出対象から除外する第2の枝刈りステップと、アイテムセットに関するトランザクションの集合を利用して、一方のアイテムセットの要素に、他の1つのアイテムを要素とするアイテムセットの要素を加えたような新たなアイテムセットに関して、前記評価関数f(x,y)を利用して、f(y(I),y(I))およびf(x(I)-y(I),0)(ただし、Iは生成された新たなアイテムセット)を算出して、これらのうち大きいものを上界値として取得する第2の評価関数演算ステップと、当該上界値と所定の閾値とを比較する第2の比較ステップと、前記上界値が所定の閾値より小さい場合に、前記新たなアイテムセット、および、当該アイテムセットの要素に、他のアイテムセットを加えたような全てのアイテムセットを、前記結合ルールの抽出対象から除外する第3の枝刈りステップと、前記第1の枝刈りステップ、アイテムセット生成ステップ、第2の評価関数演算ステップ、第2の比較ステップ、および、第3の枝刈りステップを繰り返すことにより、前記閾値を超えた上界値をもつようなアイテムセットを取得するステップと、前記アイテムセットを条件とする結合ルールを、相関の高い結合ルールとして出力するステップとを備えたことを特徴とする結合ルールの抽出方法。
IPC (4件):
G06F 19/00 130 ,  G06F 9/44 550 ,  G06F 9/44 580 ,  G06F 17/30 220
FI (4件):
G06F 19/00 130 ,  G06F 9/44 550 N ,  G06F 9/44 580 A ,  G06F 17/30 220 Z
Fターム (4件):
5B075PQ02 ,  5B075PQ03 ,  5B075PQ05 ,  5B075QP01

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