特許
J-GLOBAL ID:200903027834127050

カーソル移動指令入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207288
公開番号(公開出願番号):特開平7-044321
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 パネルスイッチを指などで押圧操作しただけの時、或はその押圧を上方に解除した時のカーソルの誤動作を防止し、カーソル移動の操作性を向上し得るカーソル移動指令入力装置を提供すること。【構成】 パネルスイッチの指による押圧位置が繰り返し検出され、今回の押圧範囲が前回の押圧範囲を包含する時は指の押圧途中と判断し(S33)、カーソルを1ドット分移動させる(S34,S36)。一方、指を移動させた時には押圧範囲の中心位置の移動速度に比例してカーソルを移動させる(S39,S42)。また逆に、前回の押圧範囲が今回の押圧範囲を包含する時はカーソル慣性移動が行われずに通常の移動量よりも小さく移動または移動しない。
請求項(抜粋):
複数の導体ラインを所定間隔おきに平行に形成した上側フィルム基板と、複数の導体ラインを上側フィルム基板の導体ラインと直交状に所定間隔おきに平行に形成した下側基板とを含み、押圧位置の上下の導体ラインが接触するように構成してなるパネルスイッチを備え、ディスプレイ上のカーソルを移動させる為のカーソル移動指令を、前記パネルスイッチ上で指等を移動させることにより入力するようにしたカーソル移動指令入力装置において、指等の押圧により前記パネルスイッチの上下の導体ラインが接触した複数の接触ポイントを繰り返し検知する検知手段と、前記検知手段からの検知信号を受け、複数の接触ポイントの位置データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から位置データを受け、前回の複数の接触ポイントが今回の複数の接触ポイントに含まれているか否か、又は今回の複数の接触ポイントが前回の複数の接触ポイントに含まれているか否かの包含関係に基いて、接触ポイントの変化が指等の移動によるものか、指などでパネルスイッチを押圧する途中又は指等がパネルスイッチより離れる途中によるものかを判定する押圧状態判定手段と、前記押圧状態判定手段からの判定に基づき、指等の移動と判定された場合よりも、指等で押圧する途中又は指等を離す途中と判定された場合のカーソルの移動量を小さく変更してカーソル移動指令を出力するカーソル移動指令手段と、を備えたことを特徴とするカーソル移動指令入力装置。
IPC (2件):
G06F 3/033 380 ,  G06F 3/03 380

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