特許
J-GLOBAL ID:200903027840625266

複数作動源を有するブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外10名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-051597
公開番号(公開出願番号):特開2000-309263
出願日: 2000年02月28日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 複数作動源と制御装置を有するブレーキ装置を提供する。【解決手段】入力プッシュロッド16に加えられたブレーキ力と、シャトル弁64を通じてマスタシリンダに向かう作動流体の流れの検出値との関数として、第1のポンプ14で加圧された第1の作動流体か、第2のポンプ装置で加圧された第2の作動流体か、貯溜システム302からの第3の作動流体のいずれかを、遠隔に配置された一つのマスタシリンダに選択的に供給し、所望の制動力を得る。電子制御ユニットは、ブレーキ力に対応する入力信号と流れの検出値とを受信して、第2のポンプ装置を作動させる。第1の作動流体の流体圧力が不十分なときはいつでも、第2のポンプが駆動され、第1の作動流体によって必要なブレーキを利かせるマスタシリンダの動作を、第2の作動流体が代替する。
請求項(抜粋):
ブレーキ装置であって、該ブレーキ装置は、入力部に加えられた所望のブレーキ力と、供給流体によって第1の位置に置かれたシャトル弁とに応じて、第1のポンプ手段から受け入れて前記供給流体から導かれた第1の作動流体の第1の圧力を作る制御装置を有し、前記第1の作動流体は、前記所望のブレーキ力に応じてブレーキを利かせるための遠隔のマスタシリンダと連絡し、前記供給流体の予め規定された圧力に応じて、ブレーキを利かせるべく、バックアップ作動流体が前記遠隔マスタシリンダに連通するように、弾性手段によって前記シャトル弁が第2の位置に置かれ、該ブレーキ装置は、前記シャトル弁を通じて前記遠隔マスタシリンダに流れる前記第1の作動流体の流れを示す操作信号を出す検出手段を有し、該ブレーキ装置は、前記所望のブレーキ力を示す入力信号と、予め規定された前記検出手段からの操作信号とに応じて、第2の作動流体の第2の流体圧力を作るための第2のポンプ手段を駆動する計算機手段を有し、前記第2の作動流体は、前記遠隔のマスタシリンダと連絡していて、前記バックアップ作動流体によって、前記第1の作動流体に代わって前記マスタシリンダを駆動して前記所望のブレーキを利かせるものであり、該ブレーキ装置は、第3の流体圧力を有する第3の作動流体を保持する貯溜システムを有し、前記ブレーキ力は、弁を駆動し、その後、前記シャトル弁が前記第2の位置にある状態で、前記第3の作動流体が、前記貯溜システムから前記遠隔のマスタシリンダに通じるように、前記入力部を動かすものであり、前記第3の作動流体は、前記バックアップ作動流体と結合され、前記第2の作動流体に代わって前記マスタシリンダを操作し、前記所望のブレーキを利かせるものであること、を特徴とするブレーキ装置。

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