特許
J-GLOBAL ID:200903027844265426

製品液過熱殺菌装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183591
公開番号(公開出願番号):特開平9-010286
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 製品液の生産運転中に行なわれる清水循環の回数を可及的に少なくして、清水や加熱、冷却のための熱エネルギーの消費、製品液の損失が少なくて済む製品液加熱殺菌装置および方法を提供する。【構成】 アセプテイックタンク11が満杯になったときは、製品液に代えて清水を循環させることにより、殺菌用加熱器5および製品液冷却器8の負荷の変動を少なくするようにした製品液加熱殺菌装置において、アセプテイックタンク11内の満杯量の半分以上の液量の液位の変動部位には少なくとも3つ以上の相異なる液位を検知する液面計53,54,55が設けられ、可変流量ポンプ50の送液量が、アセプテイックタンク11内の製品液の液位に応じ、同液位が高いときほど上記送液量がより小さい値となり、上記液位が低いときほど上記送液量がより大きな値となるように段階的に調整される。
請求項(抜粋):
製品液を貯蔵するクッションタンクから、圧送ポンプ、同圧送ポンプにより上記クッションタンクから送られた製品液を殺菌温度まで加熱する殺菌用加熱器、同殺菌用加熱器により加熱された製品液を所定の殺菌時間にわたり殺菌温度に保つためのホールデイングチューブ、同ホールデイングチューブを通過した製品液を冷却する製品液冷却器、三方切換弁、および同三方切換弁を介して送られた製品液を一時滞留させるためのアセプテイックタンクを順次経て充填機に製品液を送り、上記アセプテイックタンクが満杯になったときは、上記三方切換弁から清水タンクを経て上記圧送ポンプに戻るバイパスを通して清水を循環させる循環回路により製品液を清水に置換して同清水を循環させることにより、上記殺菌用加熱器および上記製品液冷却器の負荷の変動を少なくするようにした製品液加熱殺菌装置において、上記圧送ポンプが、定量ポンプをサーボモータにより駆動するようにして構成された可変流量ポンプであり、上記アセプテイックタンク内の満杯量の半分以上の液量の液位の変動部位には満杯量に対応する液位を含む少なくとも3つ以上の相異なる液位を検知する液面計を備えたことを特徴とする製品液加熱殺菌装置。
IPC (2件):
A61L 2/04 ,  A23L 3/18
FI (2件):
A61L 2/04 A ,  A23L 3/18

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