特許
J-GLOBAL ID:200903027848849023

液体燃料燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-059694
公開番号(公開出願番号):特開2001-263613
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 タール詰まりが起こりにくく、良好な気化が行なわれる液体燃料燃焼装置を提供する。【解決手段】 気化室内28に設置されるウィック29が、熱伝導率の良い薄板材のひだ折り体30を、中心部に中空部31を残し、かつひだ部が放射状になるように棒状に形成され、しかもその棒状体の外周部が気化室内壁に十分良好に接触するようにし、気化器外部の熱源つまり気化器ヒーター48と受熱フィン45から供給される熱が、ウィック29の放射状のひだ部の直線部を通して最短経路で中心部に伝わるようにした。それにより、気化室中心部においても灯油を活発に気化させることができるようになった。また、気化器ヒーターについては、Uターン部をノズル側に、平行部を気化器の両脇に各配置したので、廉価なU字状の電熱ヒーターが格別の形状変更を加えることもなく利用できるようになった。
請求項(抜粋):
気化器(27)と、この気化器(27)内に形成された中空円筒状の気化室(28)と、熱伝導率の比較的良い薄板材で形成されたひだ折り体が、中心部に中空部を残し、かつ各ひだ部が放射状になるように棒状に形成され、しかもその外周部がこの気化室(28)の内壁に接触して設置された気化促進用ウィック(29)と、前記気化室(28)で気化した燃料ガスを噴出するためにこの気化室(28)の長手方向の一端側の前記気化器(27)に設けられたノズル(34)と、このノズルから噴出する燃料ガスを受け入れて燃焼させるバーナー部(36)と、そして平行部(54、54)とUターン部(55)とからなり、Uターン部(55)が前記ノズル(34)側に、平行部(54、54)が前記気化器(27)の両脇に各沿って取り付けられた気化器ヒーター(48)とで構成されていることを特徴とする液体燃料燃焼装置。
IPC (2件):
F23D 11/44 ,  F23D 11/02
FI (2件):
F23D 11/44 A ,  F23D 11/02 D

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