特許
J-GLOBAL ID:200903027849032039

作業車の操向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303320
公開番号(公開出願番号):特開平8-156821
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【構成】 太陽ギヤ12と、遊星ギヤ14と、リングギヤ15とから成る遊星変速機構9を、左右の駆動車軸8L,8R毎に作用するように一対備え、太陽ギヤ12を副変速機構7からの入力受入れ用歯車に、遊星ギヤ14を駆動車軸8L,8Rへの出力取出し用歯車に夫々設定し、環状ギヤ15を独立して可変回転駆動可能な操向変速機構10を設ける。操向変速機構10は、左右の環状ギヤ15,15を、これらの回転方向が互いに反対となる状態での同時駆動、及び同時停止が可能に構成されている。【効果】 一対の遊星変速機構の採用とそれを構成する3要素の歯車の1つの回転を左右のもので背反的に変速させる工夫によって、左右の走行装置の速度差を任意に調節できるようになり、旋回半径を無段階に調節して設定できる操向操作性に優れた操向装置を提供できた。
請求項(抜粋):
太陽歯車(12)と、遊星歯車(14)と、該遊星歯車(14)に内接咬合する環状歯車(15)とから成る遊星変速機構(9)を、左右の駆動車軸(8L),(8R)毎に作用するように一対備え、前記太陽歯車(12)、前記遊星歯車(14)、前記環状歯車(15)のうちの2個の歯車(14),(12)を、前記駆動車軸(8L),(8R)への出力取出し用歯車と、伝動上手側からの入力受入れ用歯車とに振分けて設定し、残り1個の歯車(15)を独立して可変回転駆動可能な操向変速機構(10)を設けるとともに、該操向変速機構(10)は、左右の前記残り1個の歯車(15),(15)を、これらの回転方向が互いに反対となる状態での同時駆動、及び同時停止が可能に構成されている作業車の操向装置。

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