特許
J-GLOBAL ID:200903027852663635

有機電子写真感光体とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-161645
公開番号(公開出願番号):特開平7-020644
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月24日
要約:
【要約】【目的】 高感度であり、耐摩耗性、耐刷性に優れ高耐久で、かつ繰り返し使用による電位安定性の低下、残留電位の上昇及び光感度の低下が少ない電子写真感光体を提供すること。【構成】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とを順次積層してなる感光体において、前記電荷輸送層が少なくとも2層からなり、これらの構成層のうち導電性支持体側の電荷輸送層に耐摩耗性、耐オゾン性にはやや難点があるが、感度、電位安定性、残留電位の点で優れる下記一般式〔I〕又は〔II〕で示される電荷輸送物質を含有させ、最表面の電荷輸送層に前記電荷輸送物質に比べて感度、電位安定性、残留電位の点でやや劣るが、耐摩耗性、耐オゾン性の点で優れている下記一般式〔III〕で示される電荷輸送物質を含有させる。【化34】
請求項(抜粋):
導電性支持体上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とを順次積層してなる感光体に於いて、前記電荷輸送層が少なくとも2層の構成層からなり、これらの構成層のうち前記導電性支持体側の構成層中の電荷輸送物質が下記一般式〔I〕又は〔II〕で示され、かつ表面領域の構成層中の電荷輸送物質が下記一般式〔III〕で表されることを特徴とする感光体。【化1】(式中、Ar1は置換、無置換アルキル基又はアリール基を表し、Ar2はフェニレン基を表す。R1及びR2はそれぞれ水素原子、置換、無置換アルキル基又はアリール基を表し、R1とR2とが結合して環を形成してもよい。)【化2】(式中、Ar3及びAr4はそれぞれ置換、無置換アルキル基又はアリール基を表し、Ar3,Ar4の一方と窒素原子に結合しているフェニレン基とが結合して環を形成してもよい。R3は水素原子、置換、無置換アルキル基又はアリール基を表し、R4は水素原子、アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表す。)【化3】(式中、Ar5及びAr6はそれぞれ置換、無置換アルキル基又はアリール基を表し、Ar7はフェニレン基を表し、Ar5,Ar6の一方とAr7とが結合して環を形成してもよい。R5,R6及びR7はそれぞれ水素原子、置換、無置換アルキル基又はアリール基を表し、R6とR7とが結合して環を形成してもよい。)
IPC (7件):
G03G 5/047 ,  G03G 5/05 102 ,  G03G 5/06 313 ,  G03G 5/06 348 ,  G03G 5/06 367 ,  G03G 5/06 371 ,  G03G 5/06 380

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