特許
J-GLOBAL ID:200903027854043014

板体の連結具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-018118
公開番号(公開出願番号):特開平9-189313
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 良好な固定力を確実に発揮し得ると共に、固定時及び取り外し時の作業性に優れ、かつ固定,取り外しを繰り返しても性能を劣化されるような不都合もなく、しかも2面割の金型で容易に成形することが可能な板体の連結具を得る。【解決手段】 基板フランジ1の下面に支柱体7を突設すると共に、この支柱体の両面側に、それぞれ上記基板フランジ下面から一体に突設され先端部が上記支柱体の先端部と一体化した断面円弧状でかつ軸方向中間部が外方へと膨出した弾性変形可能な係止体8,8を設けた連結具において、上記支柱体7の基端部の幅を取付穴の内径と同一とし、かつその一側縁部7aは中間部から先端部にかけて斜めにカットすると共に、他側縁部7bはその基端近傍から先端部にかけて斜めにカットし、この支柱体7の両面側にそれぞれ設けられた上記両係止体8,8を、いずれも支柱体7の上記一側縁部7a近傍から該支柱体7の幅方向中間部を覆うように設けた。
請求項(抜粋):
基板フランジの下面に平板状の支柱体を突設すると共に、この支柱体の両面側に、それぞれ上記基板フランジ下面から一体に突設され先端部が上記支柱体の先端部と一体化した断面円弧状でかつ軸方向中間部が外方へと膨出した弾性変形可能な係止体を設けてなり、上記基板フランジの上面側を一の板体に固定すると共に、上記支柱体及び係止体を他の板体に形成された円形の取付穴に圧入して、上記係止体の膨出部と基板フランジ下面との間に上記取付穴の周縁部を挟持して上記一の板体と他の板体とを連結する板体の連結具において、上記支柱体の基端部の幅を上記取付穴の内径と同一とし、かつその一側縁部は中間部から先端部にかけて斜めにカットすると共に、他側縁部はその基端近傍から先端部にかけて斜めにカットし、この支柱体の両面側にそれぞれ設けられた上記両係止体を、いずれも支柱体の上記一側縁部近傍から該支柱体の幅方向中間部を覆うように設けたことを特徴とする板体の連結具。

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