特許
J-GLOBAL ID:200903027856180914

アキシャルベーン流体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055005
公開番号(公開出願番号):特開平10-252401
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 加工の容易なアキシャルベーン流体装置を提供すること。【解決手段】 二つの側壁11、12の立体カム11a、12aの内周側にそれぞれ、凹部11-1、12-1を形成してこの凹部内にベーン16に対して前記立体カムと同じ動きを規定する別の小型カム17、18を設ける。前記ベーンの両側にはそれぞれ前記小型カムに対するフォロワとなる突起16-1を設け、前記回転部の両側の側端面にはこれより径の小さい円柱状の突部19を設けると共に、この突部にも前記ベーンの嵌め込まれる溝19-1を延長して形成し、この延長された溝に前記ベーンの突起を嵌め込ませた。
請求項(抜粋):
円柱形の内部空間を持つケーシングと、このケーシングの両端側に組み合わされ、前記内部空間側に向けて凹凸面が互い違いになるように向かい合う立体カム状の表面を持つ二つの固定部と、前記円柱形の内部空間に回転可能に保持され、円柱状の外形と前記ケーシングの中心軸と同軸の回転軸とを持ちしかも前記回転軸に対して放射状に均等配置されかつ前記回転軸方向に延びる複数の溝が形成された回転部と、前記複数の溝に摺動可能に嵌め込まれかつ前記二つの固定部における前記立体カムの表面に対向可能な長さを持つ複数のベーンとから成り、前記回転部の回転につれて前記ベーンが前記立体カムの表面形状に応じて前記回転軸に平行に往復運動し、前記立体カムと前記ケーシングと前記回転部の側端面と前記ベーンとによって形成される空間が被圧縮媒体の吸入・圧縮を行う室となっている装置において、前記二つの固定部の立体カムの内周側にはそれぞれ、凹部を形成してこの凹部内に前記ベーンに対して前記立体カムと同じ動きを規定する別の小型カムを設け、前記ベーンの両側にはそれぞれ前記小型カムに対するフォロワとなる突起を設け、前記回転部の両側の側端面にはこれより径の小さい円柱状の突部を設けると共に、この突部にも前記ベーンの嵌め込まれる溝を延長して形成し、この延長された溝に前記ベーンの突起を嵌め込ませたことを特徴とするアキシャルベーン流体装置。
IPC (2件):
F01C 1/34 ,  F04C 2/34
FI (2件):
F01C 1/34 B ,  F04C 2/34 B

前のページに戻る