特許
J-GLOBAL ID:200903027856516696
鏡像力を使う静電発電方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-260406
公開番号(公開出願番号):特開2004-104864
出願日: 2002年09月05日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】従来の静電発電機においては発生した電荷を電荷搬送体に乗せてより高電位に搬送するために機械的なエネルギーを必要とした。【解決手段】CNTを表面に有する電荷発生電極、電荷搬送体が通り抜けられる孔を有する電界形成電極、電荷発生電極よりも電気的にエネルギーの高い電荷回収電極をこの順に並べた静電発電装置で、電荷発生電極より離れた位置で電荷搬送体がCNTより電界放出された電子を受け取り、電界による静電力で、電荷回収電極の近くで電荷発生電極と同電位の位置に来た時、電荷搬送体の電荷に作用してこれを押し戻そうとする電界による静電力よりも、該電荷と電荷回収電極間に働く鏡像力の方が大きく、電荷搬送体が電荷回収電極に到達できるように、電界の強さや、電荷搬送体が電荷発生電極より電荷を受け取る位置や、その電荷量を適正に設定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電荷発生源より発生した電荷、または該電荷を乗せた電荷搬送体を、電荷発生源と同電位の地点より電気的にエネルギーの高い電荷回収電極に、両者間の電位差がこの間に形成する電界が、該電荷に作用する静電力に抗して搬送する力として、該電荷と回収電極またはその前に設けられたシールド電極との間に働く鏡像力を使うことを特徴とする静電発電方法。
IPC (1件):
FI (1件):
前のページに戻る