特許
J-GLOBAL ID:200903027884502196

配糖体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-258848
公開番号(公開出願番号):特開平5-202084
出願日: 1992年09月03日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【構成】 アノマー水酸基を有する糖の配糖体の製造方法であって、(1)特定の金属カチオン、(2)金属カチオンの配位数に応じた、単座又は多座配位子、(3)場合により、ハロゲン化物、擬似ハロゲン化物、第二級アミドなどよりなる群から選ばれる求核性アニオン、及び(4)オキシ酸、BF4 、PF6 、AsF6 、SbF6 などよりなる群から選ばれる非求核性アニオンの金属錯塩の触媒量の存在下、アノマー水酸基を有する保護された糖と、脂肪族アルコール、脂環式アルコール、芳香族又は芳香脂肪族アルコールなどから選ばれるアグリコンとを、それぞれの場合において単独若しくはオルトエステルと共に、不活性溶媒中で反応させることを特徴とする方法。【効果】 上記の方法は、保護された糖のアノマー水酸基を直接に糖分解することができ、生成物を非常に高い収率と純度で得ることができる。さらに、α-形のβ-形に対する比を支配することができるので、一方の形又は他の形を実質上定量的に得ることができる。
請求項(抜粋):
アノマー水酸基を有する糖をアグリコンと反応させることによる配糖体(グリコシド)の製造方法であって、(1)元素周期表の第二ないし第五の主族、第一ないし第八の亜族、又はランタニド系の金属の金属カチオン、(2)これらの金属カチオンの配位数に応じた、一個以上の同一若しくは異なる単座又は多座配位子、(3)場合により、ハロゲン化物、擬似ハロゲン化物、C1 -C8 アルコラート、非置換若しくはC1 -C4 アルキル置換フェノラート、2ないし12の炭素原子を有する第二級アミド、ビス((トリ(C1 -C6 アルキル))シリル)アミド又は非置換若しくはC1 -C4 アルキル置換シクロペンタジエニルよりなる群から選ばれる求核性アニオン、及び(4)該錯体化される金属カチオンの原子価に応じた、オキシ酸、BF4 、PF6 、AsF6 又はSbF6 のアニオンよりなる群から選ばれる非求核性アニオンの金属錯塩の触媒量の存在下、アノマー水酸基を有する保護された糖と、a)脂肪族アルコール、脂環式アルコール、芳香族又は芳香脂肪族アルコール、及びb)非アノマー水酸基を有する保護された糖よりなる群から選ばれるアグリコンとを、それぞれの場合において単独若しくはオルトエステルと共に、不活性溶媒中で反応させることを特徴とする方法。
IPC (6件):
C07H 15/04 ,  B01J 31/02 102 ,  B01J 31/18 ,  B01J 31/24 ,  C07H 15/18 ,  C07B 61/00 300

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